英語教材・資料

小学生の自主学習に長ーく使える!アルクの英語絵辞典のすごい特徴

アルクの2000語えいご絵じてん for Kids
こんにちは。

児童英語講師のSAOです。

2020年から本格始動する「英語教育改革」の影響を受けてなのか、書店の児童書コーナーに、幼児・小学期から使える英語教材がたくさん並ぶようになりました。

とりわけ、英単語の学習教材は「語彙力と一緒にリスニング力を鍛えることができる」ため、子どもが初めて触れる英語教材として人気。

そこで今回は、実際にわが家で購入して使っている「アルクの2000語えいご絵じてん」をご紹介したいと思います。

学校教育の枠にとらわれない、ちょっと本格的な「えいご絵じてん」をお探しの方に、ぜひおススメです。

アルクの英語絵辞典とは?

正式な商品名は、『音が出るペン付 アルクの2000語えいご絵辞典』です。

販売しているのは、語学教育の総合出版・サービス企業である株式会社アルク。特に英語教育に力を入れており、英語耳を徹底的に鍛える「ヒアリングマラソン」でお馴染みの会社です。

大人向けの教材に定評があるアルクですが、子ども向け教材もぜんぶで5種類あります。

アルクの子ども向け英語教材5種類の画像

※出典-アルク公式HP

 

『音が出るペン付き アルクの2000語えいご絵じてん』は、4歳くらいから小学校高学年まで使える英語辞典です。

4歳から使える辞典なので、公式ホームページでは、幼児や小学校低学年のお子さんの写真・動画を多数掲載しています。

それを見ると、これが幼児向けの商品のような気がしてきますが、実際は小学校低学年向けの「遊びの要素」と、高学年向けの「知的要素」がそろっている、長く使える英単語教材です。個人的には中学1年生でも十分使える内容だと思います。

わが家が購入したのは2016年。

使っているうちに、これから実施される2020年教育改革をうまく乗り越え、社会で英語を使いこなせる人になるために必要な要素がギュっ!と詰まった教材であることに気がつきました。

 

特徴

どんな特徴が気に入ったのかというと、

  1. ネイティブの子どもが日常で使う2000語を、63の場面にわけて「絵と文字」で掲載しているので、英語を「イメージ」で覚えられる
  2. 前置詞・動詞・形容詞などが覚えやすい
  3. 単語の他にも、会話表現・クイズ・チャンツ・歌10曲を収録。すべてのスクリプトが載っている別冊つき
  4. 小学校の授業で扱う表現がまとまっているのに加え、日本の中高で習わない「生の英語」も収録
  5. 音が出るペンで、聞きたい時に自分ですぐ使える
  6. 子どもっぽくなり過ぎない「アメリカ」を舞台にした絵だから、高学年まで使える
  7. 巻末には「難易度レベル」がついた索引がついており、「英語→日本語」「日本語→英語」の両辞書として使える
  8. 場面の絵は「大きな場面」と単語ごとに個別にわかれた「個別の絵」があるので、絵をコピーしてカードに貼れば、自作の「単語かるた」ができる

実際の画像をご覧になりたい方は、ぜひアルクの公式ホームページを覗いてみてください。

ホームページでは、詳しい解説の他、子ども(幼児~低学年)が実際に使っている動画や、教材の音などを実際に試し聞きすることができますよ。
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◇学べる英単語(カテゴリー)

このえいご辞典で学べる場面は63個。

1ページずつ開いて、内容と単語数をまとめてみました!

☝各場面の内容・単語数
アルクの2000語えいご絵じてんの項目リスト小学校での復習にも使えます。

例えば、小学校3年~6年生の授業で使用される教材「Let’s Try! 1・2」「We Can! 1・2」(※文部科学省案・東京書籍発行)を見ると

☝We Can! 1の例

  • アルファベット学習
    → 『アルク2000語えいご絵辞典』の場面1
  • 行事や誕生日
    → 場面44・46・2・30など
  • 教科、時間割の表現
    → 場面18・47・51・52など
  • 日常生活 →場面45・47

1つの場面は基本的に「見開き1ページ」の構成になっているので、学校で学習した単語を視覚的にとらえることができます。

また、学校で触れた英単語以外の「よく使われる語彙・表現」も一緒に覚えることが可能です。

 

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アルクの「えいご絵辞典」がぴったりなのは、こんな小学生

小学生が自主的に学習してくれる英単語教材をご紹介

最初にちょこっとお話した通り、『アルクの2000語えいご絵じてん』は、学校教育や英語検定などの枠にとらわれず、ネイティブライクな英語力を身につけたい方、総合的に使いたい方におすすめです。

☝ぴったりの小学生

  • 幅広い英語力をつけたい
  • 辞書、辞典としても使いたい
  • 学校で触れる英語以外も学習したい
  • 巻末索引の使い方など、親がときどき使い方のフォローができるご家庭

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小学校の英語教育に合わせた学習がしたい方は、市販の小学校学習指導要領に沿った教材や、通信教育タブレット講座の「スマイルゼミ」などを使うと、小学校での学習を無理なく進めることができます。
☞スマイルゼミの英語についてはこちら

明確な目標をもって学習したい方は、英検・英検Jr.がおすすめです。

英検5級を目指したい、という方には、英検に必要な語彙力・リスニング力をゲーム感覚で学習できる「英検Jr.オンライン版」の公式教材があります。
☞わが家の息子も学習中!英検Jr.オンライン版

 

小学校低学年~高学年まで使える理由

①「楽しさ>勉強」の低学年

幼児期から小学生、とくに小学校低学年のうちは、 学習=楽しいと思えることが大切です。

小学校に入学して、毎日の学校、宿題、そして漢字・計算のドリル学習がはじまり、こどもたちは覚えることがたくさんです。

勉強そのものが好きなタイプのお子さんであれば、どんな教材でもよいですが、小学生に入ってから英語学習をはじめる場合、「楽しい>勉強」にならないと、英語学習が子供の負担になる可能性があります。

とはいえ、「僕たち・わたしたちはもう幼児じゃない!」という、大人びた気持ちが出る頃でもあるので、ただ面白い・楽しいだけでも長続きしません。

低学年の英語教材選びは、ほどよい「楽しさ」が必要です。

 

②「楽しさ+知的好奇心」の高学年

高学年になると、楽しさ+知的好奇心を刺激する教材であることが大切になります。

また、新指導要領では、小学校3年生から英語に「慣れる・楽しむ」ことを軸とした学習を行い、5年生から成績がつく「必修科目」になります。つまり、5年生からはテストが実施されるわけですから、「読む・書く」の勉強要素が強くなるわけです。

しかも、今後の中学校では英語の授業は「英語」で行われるため、中学校からの学習を考えると、5・6年生のうちから少しずつ学習の要素を強めていくことは大切。

でも、いきなり英語のドリルワークを買っても、子どもからすると「勉強しなければいけないことが増えた」だけです。

そこで、さまざまな事柄に興味を持ち始めるので、高学年は英語と他教科の連携がができる教材であるかがポイントになります。

そう考えると、『アルクの2000語えいご絵じてん』は理にかなっているといえそうです。

 

わが家の使い方

わが家では、子どもが5歳のときに購入しました。

最初は、遊び感覚で毎日のように遊んでいました。他の音が出るタイプの教材のあるような人気キャラクターは登場しませんが、歌やチャンツで十分楽しめます。

そして現在、小学2年生。
今は英語の辞書のような使い方をしています。子どもが通う小学校は公立ですが、1年生のときからALTによる外国語活動があるので、そこで習た英単語を調べたり、その単語に関連する表現をみたり聞いたりして楽しんでいます。

<基本の使い方>

◆教材を置いている場所

子供がすぐ手に取れる場所(リビングなど)

◆子どもの使い方
  1. 学校で英語の「外国語活動」があった日・その翌日などに使う
  2. 習った単語を確認・発音してみる
  3. 同じページの単語・表現を聴き・発音してみる
  4. 好きなチャンツ・歌を唄う

10分くらいで終了です。

 

<使った感想>

ドリル学習のようなコンテンツはないので、毎日触るわけではありません。

でも、アメリカ西部地域を舞台とした教材なので、おかげで英語独特のリズムや英単語の発音はとてもきれいです。

まだ低学年ですので、お風呂で歌やチャンツを口ずさんだり、学校で習った “Can you ~ ?” “Yes, I can.” の会話を披露してみせたりと、「英語を話す」ということに関して抵抗感は全くありません。

 

小学生の子供は、大人が思うより「英語を話すことが好き」です。

言い換えれば、子供は大人が思うより話すこと自体にさほど抵抗はありません。それは、間違えることにまだ「恐れ」の気持ちがないから。

これが年を重ねるに連れ、徐々に抵抗感が生まれていきますので、早ければ早いほど、英語のインプット・アウトプット量を増やすチャンスと言えます。

 

お得に買える!限定キャンペーン情報

アルクでは、随時お得なキャンペーンを実施しています。

子ども用の教材は人気なのでキャンペーンが実施される回数はすくなめ。ぜひ、ホームページをチェックして確認してみてください。