字が汚いにサヨナラ!子どもの汚い字が劇的に美しくなる方法

2019-08-02

子どもの汚い字を美しくする方法突然ですが、みなさんのお子さんの「字」は、きれいですか?

わたしには、小学生の息子がいます。

1年生のときの担任の先生は女性で、とても丁寧に指導してくださいました。そのおかげで、息子も一生懸命練習し、形の整った「ひらがな」を書いていました。

しかし、2学期になって漢字を習い始めた途端、急激に字が汚くなりました。

多少は気になったのですが、覚える漢字もたくさんあるし、何といっても息子は男の子。「男の子なんてこんなもの」と自分に言い聞かせ、気にしないようにしていました。

 

時は過ぎ、3学期の授業参観日。

子ども達が中心となって「できるようになったこと発表会」を開いてくれました。わが息子の担当は、「こんなに字が上手に書けるようになりました」という発表でした。

そこで目に入ってきたのは・・・

お世辞にも上手になったとは言えない、息子の文字。そして、息子の字を際立たせていたのは、隣の男の子の「形の整った文字」でした。

子どもの字が汚くなる「3+αの理由」

小学校の先生によると、子どもの字には、こんな傾向があるそうです。

  1. 漢字を学習し始めると、ひらがなが汚くなる。
  2. 学校ではきれいな字を書いていても、自宅でする宿題の字は雑になる。
  3. 書き方の基本を覚えるには、ドリル3回以上が目安。学校の学習だけでは足りていない。

つまり、

「学校だけでは基本の書き方を身につけられないので、次第に文字が汚くなるのは当たり前」ということです。

 

そもそも「日本語」は難しい!

まず、前提として、日本の子どもが覚える文字数は、世界の中でも非常に多いということを忘れてはいけません。

アメリカであれば、ローマ字の大文字・小文字を覚えればOK。でも、日本語の場合は「ひらがな・カタカナ・漢字」の3種類を覚え、それらの使い方までも学習する必要があります。

また、「ひらがな」は曲線が多く、「カタカナ・漢字」は直線中心になります。漢字に至っては、「とめ・はらい」方にも注意しなければならない、非常に難しい言語です。

そのため、小学校1年生が一生懸命「ひらがな」の形を覚えても、どんどん文字の形や、文字を書く際に注意すべきポイントが変わるので、基本形を身につけるには繰り返し学習が必須になります。

 

学校は100%身につける場所ではない!

こんなことを言ったら、学校の先生たちに怒られそうですね・・・。

「100%身につけられるよう先生方は絶え間ない努力をしているけれど、全員100%というのは難しい」という方が、正しいでしょう。

先生方は、ドリル学習をがんばった子どもにシールをあげる、スタンプを押してあげるなど、子どもたちがやる気になるよう創意工夫を凝らしています。

ですが、どうしても「全生徒がテストで100点を必ず取る」というのは難しいのが現状です。学年が上がれば上がるほど、子どもにも得意・不得意が出てきて、なおさら難しくなります。

加えて、最近は国語・算数・理科・社会などに加え、新たに「英語・プログラミング学習」が開始されたり、タブレットや電子黒板を使ったり、アクティブラーニング(生徒主導型の授業)が求められるなど、学校の先生がやるべきことが増えてきていますよね。

そんな中、受け持ったクラスの生徒全員の文字を1つ1つ確認するのは、到底困難です。

国語や書写で習った内容を確認する作業はできますが、1年生で学習した「ひらがな・カタカナ」、そして過去の学習漢字については、どうしても保護者のサポートが必要になります。

 

 

子どもの「汚い字」を美しくする方法

もちろん、字が汚くても生きていけます。

でも、子どもがせっかく費やした時間を無駄にするのはもったいないですし、親のサポートが少しあるだけで「書き方の基本」が身につくのなら、それに越したことはありません。

そこで、わが家でも実践している、親が少しの手間でできるサポート方法をご紹介します。

 

☝サポートのポイント

  1. きれいな形の字を見つけて、褒める
  2. 1日1個「ひらがな」を褒め、指導する
  3. 漢字は「とめ・はね・はらい」を褒める

 【1】きれいな形の字を見つけて褒める

ご家庭で宿題をしている場合は、漢字ドリルをやっている時。学童で宿題を済ませてくる場合は、連絡帳などに書かれた子どもの字を見て、1日1回でいいので褒めましょう。

子どもは、毎日学校で一生懸命に学習してきます。

「文字のことを毎日褒めたら、しつこくないかしら」と思われるかもしれませんが、小学校低学年のうちは、ほぼ毎日新しい字を覚え、先生に直されるので、褒め過ぎにはなりません。

わたしは、英語児童講師でもありますが、英語はとことん褒めて伸ばすのが鉄則です。「自宅で英語を学習する際は、たくさん褒めましょう!」という内容の本が発売されているにも関わらず、「文字は褒めて伸ばしましょう!」という本がないのが不思議なくらいです。

高学年の場合は、思春期がはじまっている場合が多いので、様子を見ながら行ってくださいね。

 

【2】1日1回「ひらがな」を褒める

人が文章を書くと、文章の70%は「ひらがな」だと言われています。つまり、「ひらがなを美しく書けば、字は美しく見える」と言えます。

「ひらがな」は、どの学年でも必ず毎日書く文字です。

そして、どんなに字が汚い子どもであっても「褒める文字を探しやすい」文字です。

たとえば、「ね」や「や」はバランスを取るのが非常に難しいですが、「い」や「し」は形が取りやすく、「きれいに『はらい』ができているね」「この文字、しっかり『はね』られていてカッコいい」など、褒めポイントを見つけることが比較的簡単です。

褒められれば、子どもは自信がつきます。

そして、繰り返し褒めるうちに、「褒められた字はきれいに書こう」という意識が芽生える可能性もあります。余裕があれば、「こんな風に書いたらもっといいな」と修正ポイントを示しましょう。

迷った時は、ぜひ「ひらがな」を褒めてあげてください。

 

【3】漢字は「とめ・はね・はらい」を褒める

漢字は、この3つが命。

小学校低学年のうちは、まだ1つ1つの文字の大きさがバラバラだったり、形が整いません。高学年になると、全体的な文字のバランスは整いますが、この「とめ・はね・はらい」は雑になるケースが多く見受けられます。

でも、漢字はこの「とめ・はね・はらい」を意識するだけで、すごくカッコよくなるのです。

また、ひらがな・カタカナにを美しく見せるためのポイントでもあるので、日頃から意識させるのが効果的です。

お子さんが自宅で漢字ドリルに奮闘していたら、一言だけでいいので、「この文字カッコいいね。上手に『はらい』ができてる」など声をかけてみましょう。

 

1冊あると便利!ひらがな練習帳、厳選3冊

本屋さんの小学生学習コーナーに行くと、基本的な「ひらがな」「漢字」のドリルノートはもちろん、美しいひらがな・漢字を書くための練習本がいくつか出版されています。

わが家では、『子どもの美文字ひらがな練習帳』という本を使っています。

この本を選んだのは、

  • 文字の形を覚えやすい。
    • 長方形・三角形・丸形など基本の形がわかる。
    • 「止める・跳ねる」などを犬の動作に見立てていて、子どもも納得。
  • 「勉強してる」感じが少ない。
    • 眺めているだけでもイメージがつかめる。
    • 子どものやる気が持続する分量。

という点において、優れていたからです。

お気づきかもしれませんが、毎日宿題がある小学生に「今日はひらがなの練習をしよう!」と持ちかけても、興味を示さない方が自然です。

最初はよろこんで学習しても、次第に飽きてきて、字が汚くなっていく・・・という場合もあるかもしれません。

わが家では、こんな風に使っています。

  • あまりにも字が汚い場合、その文字の書き方を一緒に見る
  • 書写の授業で、県や市のコンテストに出品するための練習課題が出たとき、形を学習するために使う
  • 褒める時に「お手本みたい!」と言って、見せる

はやり、本には説得力があります。

きれいになってきましたよ♪

 

その他にも、子ども用の練習帳は多数出版されています。

☟500円+税!安くて使える本

☟形の基本をしっかり理解できる本

☟言葉をおぼえながら練習できる本

参考になりますように!