小学生がギリギリ?英語のリスニング力が伸びる「英語耳」の育て方

2019-07-05

「英語耳」という言葉をご存じですか?

最近、赤ちゃんのうちから英会話教室や学習教室に通うご家庭が増えているのは、この「英語耳」を育てたいという親御さんが多いためです。

ここでは、この「英語耳」の詳しい内容と、小学生からできる育て方についてをご紹介します。

「英語耳」とは?

小学生でも英語耳は伸びる
英語耳とは、英語の音を、その他の音と区別して聞きとれる力のことです。

ここでの「音」とは、「周波数」を指します。周波数は空気中を音が伝わる振動数のことで、音の高い・低い、大きい・小さいとは異なるものです。

「周波数」と聞くと難しそうですが、わたし達は音を無意識のうちに周波数によって聞き分けています。

この周波数が言語によっても異なることが最近の研究でわかってきました。

☝言語の周波数

  • 日本語-125~1500ヘルツ
  • 一般的な英語-2000~12000ヘルツ
  • アメリカ英語-750~5000ヘルツ

です。

日本語と英語の周波数は大きく異なっていますね!

一般的に、人は慣れていない周波数帯の音をすべて「雑音」として認識します。

日本語を第一言語として習得したあと、つまり、日本語の周波数が優位になったあとでは、日本語の音域以外にある言葉の母音(aiueo)や子音(k,s,tなど)を聞き取るのが難しくなるということなのです。

これが、大人になって「英語がなかなか聴き取れない」のはこれが一要因であると考えられています。

 

 

「英語耳」は7歳~9歳が成長のピーク

実は、生まれてすぐの赤ちゃんはすべての周波数を聞き取ることができます。

育児関連のテレビや本で「なるべくテレビをつけずに育児をしましょう」とよく言うのは、赤ちゃんがすべての音を聞き取ることができるがゆえに、お母さんの声、テレビの音、その他の雑音がすべて同時に聞こえてしまうからだと言われています。

 

では、いつすべての音を聴き取れなくなるのでしょうか?

 

脳科学の世界では、母国語以外の言語をスムーズに習得できる年齢は「7歳まで」と言われています。

脳は、母国語とその他の言語を7歳までに区別するようになり、7歳以降は母国語以外の言語にたいする適応力が低下していくのです。

7歳というと、小学校1年生の年齢。

でも、7歳になって急に母国語以外の音に適応できなくなるわけではないので、ご安心ください。

教育現場では「9歳の壁」という言葉が使われており、小学生低学年のうちは言語をそのまま丸ごとスムーズに吸収する力があります。

 

10歳以降でも「英語耳」は育ちます。

では、それ以降は??

これも、それ以降がダメというわけではありません。

脳は母国語以外の言語の音をブロックするようになりますが、子供は適応能力が高いので、どんどん英語を吸収していきます

脳科学では7歳、教育現場では9歳まで母国語以外の言語の周波数を聞き取りやすいと言っているだけで、英語の能力自体は早ければ早いほど伸びるのです。

ですから、「子供に英語に触れる環境を整えてあげよう!」と思ったら、その時が「始め時」と言えます。

大人になってから英語を学習した人でも、TOEIC満点、英検1級という方もいます。大切なのは、何歳から英語を学習したかではなくて、「英語を学習させてあげたい」という親の気持ちです。

 

今からはじめる「英語耳」の育て方

英語耳は、英語の音をたくさん聴くことが重要です。

おすすめは、次の3つ。

  1. 英語のCDをBGMとしてかける
  2. 英語のアニメや映画を見る
  3. 英語リスニングアプリで遊ぶ

 

【1】英語CDの選び方

必ず、「親子で飽きずに続けられるCD・音源」を選びましょう。

子どものリスニング力を伸ばすことを考えると、ついつい「子ども向けの曲」がたくさん入ったCDや音源を手にしたくなります。

しかし、小学生にもなると、子ども向けの楽曲が幼く感じられて嫌がったり、テレビやゲームをする時間が多く、結局CDを買ってもかけるタイミングが難しかったりします

そんな場合に重宝するのが、大人が聴きやすい名曲。

たとえば、「カーペンターズ」や「ビートルズ」などの楽曲は初級者向けでわかりやすく、繰り返し聴くことで英語独特のリズムを身につけることができますよ。

 

【2】英語アニメ・映画

英語アニメには、いろいろな種類があります。お子さんが興味をもつアニメ・映画を、親子で探してみましょう。

たとえば、

  • 2ヵ国後放送で楽しめるアニメ
    (例:マイロ・マーフィーの法則、ラプンツェル・ザ・シリーズなど)
  • 小学校の英語教育にそって作られたNHKアニメ「Sushitown」

 

アメリカの生の英語を楽しむなら、2か国語(日本語・英語)でたのしめる「ディズニーチャンネル」がおすすめです。小学生高学年でも、男女問わず楽しめる番組がたくさんあります。

☟「ディズニーチャンネル」を無料で楽しめる方法はこちらにまとめてあります。

小学校で学習する英語の予習・復習にもつかえるのが、NHKが制作した「Sushitown(スシタウン)」です。英語をしっかり定着させたい人向き。

☟Sushitownについてはこちら

 

【3】英語リスニングアプリ

英語アプリは、無料のものから有料まで、種類がとっても豊富です。

その中で、わが家おススメなのが「英検Jr.」。

英検Jr.はゲーム形式で学習できるリスイングテストで、公式アプリでは1,000以上の単語と表現を、豊富な例文とともに覚える(聴く)ことができます。

☟英検Jr.についてはこちらにまとめました。

 

今回は、ここまで。

随時、役にたつ情報を追加していきます。

お読みくださり、ありがとうございました!