英検Jr.ゴールドは英検5級より難しいってホント?!図表で徹底解説

2019-11-16

英検ジュニアゴールドと英検5級のちがい「英検」を受ける前の導入テストとして、小学生の保護者から注目されている「英検Jr.(英検ジュニア)」。

英検Jr.は子どもが楽しみながら「英語耳≒リスニング力」を鍛えることができるので、わが家の息子も学習しているのですが…

英検Jr.で最もレベルの高い「英検Jr.ゴールド」と「英検5級」を受けた子どもに感想を聞くと、「英検Jr.ゴールドの方が、英検5級よりもむずかしいと感じた」という意見がでていることをご存知ですか?

 

え?

英検の前に受けるテストだから、英検Jr.のほうが簡単でしょ?

 

そう思われる方も多いと思います。

そこで、この疑問を解消すべく、徹底的に「英検Jr.」と「英検5級」を比較しました。読むとこんなことが分かります。

  • 英検Jr.は英検とどう違う?
  • 英検Jr.のレベル・問題・内容
  • 英検Jr.を受けるメリットとは?
  • 英検Jr.無料サンプルテストの受け方
  • 確実に高得点+テストが割引になる方法
ぜひ、参考にしてください!

英検と英検Jr.(英検ジュニア)の大きな違い

英検と英検Jr.の大きな違いは、4つあります。

  1. 【テストの種類】
    英検は正式な「資格テスト」で、1級・準1級・2級・準2級・3級・4級・5級の7種類
    英検Jr.は「学習テスト」で、ゴールド・シルバー・ブロンズランクの3種類
  2. 【主な対象者】
    英検は「中学生以上」
    英検Jr.は「幼児・小学生」
  3. 【出題形式】
    英検は「筆記+リスニング」
    英検Jr.は「リスニング」のみ
  4. 【結果表示】
    英検は「合格/不合格」の2つ
    英検Jr.は「スコア表示」のみ

英検は、履歴書・受験用の願書に記載することができる正式な資格テストです。

最近では、英検資格をもっていると受験や入学時に優遇を受けることができる中学・高校が増えてきました。たとえば、英検5級でも11校の中学で、英検4級では26校の中学で優遇措置があります。
(2019年3月時点の英検HPより)

一方、英検Jr.は「子どもが英語に慣れ親しむこと」を目的とした学習促進用のテストで、問題の正解数・難易度に応じたスコアが出ます。
☞英検Jr.のスコアサンプル(ページ下部に移動)

英検の筆記試験では、文や会話に合う語彙・表現を選ぶ「空所補充問題」や、「語彙の並べ替え問題」などが出題されますが、英検Jr.は、音声を聴き、音声に合ったイラストや表現を選択するリスイング方式のみになっています。

これは、英検が「読み・書き・文法学習」を行う中学生以降を対象に作られていることに対し、英検Jr.は「文法学習をしない、会話や発表中心の英語学習」に合わせて作られているからです。

 

【表解】「英検5級」と「英検Jr.ゴールド」はどちらが難しい?

こう見ると、英検の方が、英検Jr.よりはるかに難しそうですよね。

しかし、実際はそうとは限らないのです!

「英検5級」と「英検Jr.のゴールド」を両方受けた子どもに聞いてみると、「英検Jr.のゴールド」の方が「英検5級」より難しかった!と回答することが多々あります。

英検5級は「中学1年生」程度で、筆記とリスニング試験の両方を受けます。一方、英検Jr.のゴールランクは「小学校5・6年生」程度で、リスニングのみのゲーム型育成テスト。よって、普通に考えると英検5級の方が大変なはずですよね。

そこで、この真相を明らかにするため、英検3~5級と英検Jr.の「試験内容・出題する場面や話題」を調べ、まとめてみました。

◇英検・英検Jr.の出題範囲の比較

英検と英検Jr.の違い

☟ダウンロードはこちら【無料】

画像がちょっと見づらいので、PDFダウンロードもご用意しました。表にある、赤い文字・青い文字に注目してください。

出題場面や語彙表現において、

  • 「英検Jr.のシルバー」と「英検5級」
  • 「英検Jr.のゴールド」と「英検4級」

に共通点があることが、お分かりいただけるでしょうか?

英検Jr.のシルバーで出題される「学校・地域(店や公共施設)・電話」は、英検5級の出題範囲。英検Jr.のゴールドで出る「日本や外国の文化」は英検4級の範囲です。

 

◇英検・英検Jr.の語彙数の比較

次に、語彙数です。

英検5級にでる語彙数は約600で、5級合格に最低限必要な語彙数は約300語と言われています。英検4級にでる語彙数は約1300、4級合格に必要な最低数は600です。

英検Jr.については、オンライン版の公式教材でまなぶ英単語数を調べました。

すると、一番レベルの低いブロンズのでも語彙数は302語・表現数は51個。シルバーは約600ゴールドは約1000の英単語を学びます。(※正確な数は調査中)

つまり、単純に考えると英検5級に合格するには「英検Jr.のシルバー」ランクで十分なんです。

◇結論

そして、英検Jr.がリスニング特化型のテストでることも忘れてはいけません。

子ども達が「英検5級」よりも「英検Jr.のゴールド」の方が難しいと感じるのは、出題範囲や語彙・表現数の違いと、英検Jr.がリスニングに特化した試験だからと言えそうです。

 

 

英検Jr.を学習する5つのメリット

では、「英検5級」より「英検Jr.のゴールド」の方が難しいと言えるのであれば、正式な資格テストではない英検Jr.に小学生が挑戦するメリットは何でしょうか?

それは、「英語を自ら学習する姿勢を身につけるうえで、非常に効果的」だからです。

☝英検Jr.5つの効果

  1. ゲーム感覚で英語が身につく
  2. 「英語耳」が育つ年齢にリスニング力が鍛えられる
  3. 英検に慣れ親しむことができる
  4. 自主的に英語に触れる機会が増える
  5. 自宅で試験が受けられる

① ゲーム感覚で英語が身につく

最近では、英検にも、無料アプリやオンライン学習教材が多数でてきています。しかし、もとは中学生以上を対象としたテストであるため、勉強の要素がつよい教材がほとんどです。

英語学習が好きな小学生や、知的好奇心がわいてくる小学校高学年であれば、英検5級の学習からスタートすることが可能です。しかし、「学習=楽しさ」が必要な低中学年の場合、学習方法を間違えると、英語に苦手意識をもってしまう可能性があります。

英検Jr.はゲーム感覚で学習できるよう、公式ホームページで「オンライン学習」を申し込めるようになっています。テストも、パソコンやタブレットを使ってできるので、英語学習を自然に取り入れることができます。

【無料おためし】初めての英語学習は英検 Jr.オンライン版。楽しく学べる!

② 英語耳が育つ年齢に鍛えられる

「英語耳」という言葉をご存知でしょうか?

これは、「英語の音を、そのほかの音と区別して聞き取れる力」のことを指します。

人は、慣れていない音を「雑音」と認識するようにできており、年を重ねれば重ねるほど、母国語以外の音を認識しづらくなります。言い換えれば、若ければ若いほど、母国語以外の音を聞き取ることができる「リスニング力」が育つのです。

脳科学界では、母国語以外の言葉をスムーズに吸収できるのは「7歳」まで。教育現場では「9歳」までと言われています。この年を過ぎると、少しずつ母国語以外の言葉をブロックするようになるため、英語耳を育てるには、小学生のうちにたくさんの英語を聴くことがポイントになります。

よって、正式な資格取得にこだわらないのであれば、英検Jr.を使って効果的にリスニング力を伸ばすことがおススメです。

☟「英語耳」についてはこちらにまとめてあります。

 

③ 「英検」に親しむことができる

今の小学生が大学受験をする時には、親世代が受験した「センター試験」や「大学共通テスト」ではなく、「民間の検定試験の結果」や、それに代わる証明できるもの(学校の調査票など)を大学に提出し、合否が出されるようになります。(※別途試験の場合もあり)

昨今では、中学受験いおいても英検取得による優遇措置があるなど、英検の資格をもつことによるメリットは、今後拡大することが予想されます。

中学生や高校生になってから受験しても全く問題はありませんが、英検という資格に慣れたり、学校以外のテストを受ける経験をすることで、今後につなげることができます

 

④ 自主的に英語に触れる機会が増える

日本という狭い島国に住んでいる以上、自主的に英語を使わない限り、英語力は伸びません。

文章を書くのが得意な人、国語や現代文のテストで高得点をとる人は、読書が好きであったり、読書習慣が身についていたりしますよね。英語も同じく、自主的に・継続的に学習する姿勢がとても大切です。

英検Jr.は公式のオンライン教材があるので、小学生が楽しみながらの家庭学習・自主学習をすることができます。

 

⑤ 自宅で試験が受けられる

英検を受験する場合、指定の会場にいき、保護者は試験がおわるまで待つ必要があります。また、試験時間は、英検5級でも1時間25分かかります。

小学生にはとても長い時間です。

それに比べ、英検Jr.は自宅で約30分~受けられるので、子供にかかる負担が少なくて済みます。

また、英検Jr.は支払い後、すぐ受けられるのが魅力です。オンラインクレジット決済の場合は、決済後すぐ。コンビニエンスストア入金の場合は、入金してから数時間後には受験OK。

試験を受ける日時も、決済から3カ月以内と自由に決められます。

☟小学生の英検事情についてはこちら

 

英検Jr.は慶應中等部でも「家庭学習用」として活用されている

ということで、英検Jr.は幼児~小学生対象のテストであるものの、中学生でもリスニング力UPの教材として使うことができます。

それを学校単位で実施しているのが、あの慶応中等部。慶応大学の付属校です。英検Jr.オンライン版は、超難関校が活用するほどの高い学習効果があることがわかります。

ちょっとだけ、どんな使い方をしているのかご紹介しておきますね。

☝慶應中等部での英検Jr.活用法

  • 【対象学年】中学1年生
  • 【目的】授業の補完、家庭学習の活性化
  • 【使い方】4月下旬~5月上旬に授業内で使い方のガイダンス ☞家庭でブロンズを7月上旬まで、シルバーを9月下旬まで、ゴールドを12月上旬までにトータル・パワー100%になるよう指導
  • 【評価】がんばった生徒にプラス評価を付与(学年末以外)

☟先生のインタビュー記事はこちら
【英検公式教材】英検が開発した子ども向けリスニング教材
※クリックして開いたページの「体験者の声」最後に掲載されています。

 

【表解】英検Jr.のレベルとテスト内容

ここからは、詳しい英検Jr.の内容をご紹介します。

簡単にまとめると、英検Jr.は

  • 英語に親しみ、外国の文化を理解することを目標とした「育成型ゲーム感覚」のリスニングテスト〔※資格テストではない〕
  • 対象年齢-幼児~小学生
  • テストは3種類-「ゴールド」「シルバー」「ブロンズ」
  • 結果-スコア算出〔※合否判定なし〕

のテストです。

対象は幼児~小学生となっていますが、中学生でも受験は可能です。年齢制限はないので、何歳からでも受けることができます。

レベルは3つ。

「ブロンズ(銅)」は英語学習初歩のレベル、「シルバー(銀)」は英会話教室に週1回・1年以上通っているレベル、「ゴールド(金)」は2年以上通っているレベルです。

英検Jr.(英検ジュニア)の対象年齢・レベル表

受験目安は、学年よりも「塾や小学校での学習頻度」を参考にしてください。

ブロンズ

ブロンズは、英語学習初歩レベルの人、また、英検Jr.を初めて受験する人向けです。

出題数40問で、解答時間は約30分。(以下、出題項目)

英検Jr.(英検ジュニア)ブロンズの出題内容

シルバー

シルバーは、英会話教室に週1・1年以上通っているレベル。小学校の外国語活動2年+αの英語力が目安です。

ブロンズとの大きな違いは、「文字の学習が必要」だということ。アルファベットを選んだり、絵に合った単語を選ぶ問題が出題されます。

出題数45問で、解答時間は約35分。

英検Jr.(英検ジュニア)シルバーの出題内容

ゴールド

ゴールドは、英会話教室に週1・2年以上通っているレベルです。2020年以降、小学校5・6年生が小学校の英語学習を通して身につけたいレベル【目標】になります。

文字・単語の学習が必須です。文字を見て、それに合った絵を選ぶ問題も出題されます。

出題数50問で、解答時間は約45分。

英検Jr.(英検ジュニア)ゴールドの出題内容

具体的にどんなテストなのかは、「サンプル問題」をみるとよくわかります。

 

英検Jr.の「サンプル問題」の受け方

公式「英検Jr.」のホームページでは、サンプル問題を解くことができます。

無料で何回でも挑戦できるので、どのグレードから挑戦していいか悩む場合は、ブロンズの問題から試してみましょう。

英検Jr.(英検ジュニア)のサンプル問題

まずは、英検Jr.の公式ホームページに行きます。

☟公式HPはこちら

ホームページTOP画面の「テスト内容」をクリックすると、サンプル問題が表示されます。このサンプル問題は「英検Jr.の問題内容」を知るためのもので、問題形式は本番と異なります。

本番同様の問題は、オンライン版ラーニング1日体験で試すことができます。

☟体験版についてはこちら

 

英検Jr.を個人受験するなら「オンライン版」

英検Jr.には、「学校版・ペーパー版・オンライン版」の3種類があります。個人で受験する場合は、「英検Jr.オンライン版テスト」での受験になります。

個人またはグループ単位で1名から、インターネットでいつでも申し込むことができ、ブロンズ・シルバー・ゴールドの同時申込も可能です。

■日程は?

各級とも、「申込(決済)から3カ月以内」に1回のみ受験できます。(※有効期間延長システムあり)

■会場は?

自宅や教室など、パソコンおよびインターネット環境(推奨環境)があれば、どこでも受験することが可能です。グループ申込の場合でも、各家庭で受験できます。

■価格/金額は?

オンライン版の場合、ブロンズ 2,300円/シルバー 2,500円/ゴールド 2,700円です。

オンライン学習とセットで申し込むと、セット割引を受けることができます。
☞詳細は、こちら『ゲームで楽しみながら英語が身につく!英検開発の子ども向けリスニング教材

■試験時間は?

ブロンズ 約30分/シルバー 約35分/ゴールド 約45分です。

■結果/合格点は?

英検Jr.の結果は、合格/不合格ではなく、「スコア表示」になります。

テスト終了後、すぐ結果を見ることが可能です。各グレードの合格点はないので、80%以上正解できたら次のグレードに挑戦してみましょう。

受験した約3週間後に、受験者の氏名が印字されたREPORT CARD(成績表)とCERTIFICATE(成績証明書)が郵送で届きます。

英検Jr.(英検ジュニア)の個人成績表
英検Jr.(英検ジュニア)の成績証明書イメージかっこいい賞状みたいで、子供のやる気を増進させること間違いなしですね!

その他、間違った問題の確認が試験直後からできます。次のグレードを目指して、復習に役立てることが可能です。

■使用できる端末は?

受験の推奨端末は「パソコン」です。スマホには対応していません。タブレットの使用も可能ですが、必要な環境が整っているかを必ず確認してから申込・受験をしましょう。

パソコン・タブレットの動作確認とスペック(環境)確認は、下記手順で行えます。

英検Jr.(英検ジュニア)を受験するために必要なパソコン・タブレットの環境確認1
英検Jr.(英検ジュニア)を受験するために必要なパソコン・タブレットの環境確認2

英検Jr.(英検ジュニア)を受験するために必要なパソコン・タブレットの環境確認3

英検 Jr.のホームページで動作確認する

英検Jr.の1番効果的な学習法はこれ!

英語教育改革の影響を受けて、市販教材も新しく出版されています。

おススメは、日本英語検定協会が中心となって作成した「オンライン学習/アプリ」です。ゲーム形式で英語学習ができ、テストとセット購入すると割引があります。

① オンライン教材で学習する

公式だからこそできる、本番と同じ形式の「もぎテスト」が240題分、ゲーム形式で各グレードに必要な語彙力・表現力・リスニング力を鍛えることができる「ドリル&ゲーム」がセットになっています。

ラーニングとテストを同時申込する「フルパック」では、受験料が割引に。ラーニング1カ月の場合は、市販のテキストCDと同価格です。

1日無料体験ができますので、英検Jr.に興味のある方には、ぜひとも覗いてみてください。

☟公式オンライン教材はこちら
【※セット割引あり】

①市販テキストで学ぶ

旺文社は、英検書で「書店売り上げNo.1」の出版社です。子ども向けオンライン英会話の英検対策レッスンでも使われているのはほぼ旺文社という人気ぶりです。

いかがでしたでしょうか?

英検Jr.(英検ジュニア)のサービスを上手に使って、楽しく英語を学んでいきましょう!