自主学習-国語編|小学生が「新聞慣れ+漢字学習」できる学習法

2019-02-19

 

自主学習で新聞紙を活用する方法

総合的な学力を向上させる上で大切な「国語力」をアップさせる学習法、第2弾。

今回ご紹介するのは、小学生が接する機会の少ない「新聞」を用いた学習法です。

新聞は「活字が多く、子供には内容が難しい」というイメージを持たれがちですが、低学年から日々の学習に取り入れることで、高学年からはじまる「中学生になるための準備」に効果を発揮します。

 

そこで、

まずは、新聞を自主学習に取り入れ、慣れていくところから始めたいと思います!

毎日挑戦する必要はありません。好きな食べ物・スポーツ選手・興味のある国についてなど、少しでも関心のある記事をみつけて、自主学習の中に取り入れてみてください。

ちなみに、先日の個人面談で「新聞を使った自主学習、とってもいいですよね~」と、学校の先生から褒められました!!(パチパチ!)担任の先生の専門教科は「国語」です。心の中でガッツポーズしましたよ(笑)

今回の自主学習の目標

今回の自主学習で行うのは、「新聞から好きな記事を探し、その文章中にある『習った漢字』を見つけて練習する」という学習です。

この学習の目標は、以下の3点。

  • 低学年のうちから新聞に慣れる
  • 新聞が「新しい情報がつまった紙」であることを認識させる
  • 学習した漢字を文章の中から見つけ出し、適切に読み取る力をつける

先日、小学校2年生の息子が「なんで『しんぶんし』っていうんだろうね~」と呟きました。

息子が使用している教科書には、小2で「前から読んでも後ろから読んでも同じ言葉」を学習する項目があり、その例として「しんぶんし」が挙げられています。また、「新」「聞」「紙」の3文字は小2で学習する漢字。それゆえ、興味がわいたようです。

ここで注目したいのは、「新」「聞」「紙」の意味です。

ご存知の通り、これらは「新しい・聞く・紙」の意味。よって、新聞紙とは、「新しいうわさ・評判が載っている紙」ということになります。色んな新しい情報がたくさん載っているのが新聞紙なんだよ、と教えたところ納得したようでした。

 

「漢字には意味がある」

小学生はほぼ毎日、新しい漢字をどんどん習います。学校で行う「漢字の形・読み方・表現例」の学習は、国語の教科書の範囲が中心であり、習った漢字がどのように使われているかを知る機会は限られています。

新しい情報がつまった新聞に、自分が習った感じが載っている。それに子供が気づくだけで、世界が広がります。新聞紙を使った学習をする際は、ぜひ、「新聞紙」の意味に触れてみてください。

 

 

準備するもの

用意するのは、以下の7つです。

漢字を定着させるには、子供がいつも使っている学校のドリルを使うのが効果的。わからなくなったら、まず学校のドリル、その次に、国語辞典やその他教材を使うとよいでしょう。

  • 新聞
  • 鉛筆
  • 赤ペン
  • のり
  • はさみ
  • 自主学習ノート
  • 漢字ドリルなど

新聞は「まるごと」そのまま用意するのがおススメです。

子供が好きそうな記事を親が事前に準備しておく方法もありますが、それを行うと、どうしても「親にやらされている感」が出てしまいます。また、新聞紙を1日単位で用意する方が、「新聞に慣れ親しむ」効果があります。

また、新聞は最新のものにこだわる必要はありません。

いくつか用意して、子供と一緒に記事を探すもよし。オリンピックやスポーツなど、子供が興味を持っている記事をあらかじめ探しておいて、それが載っている新聞をまるごと子供に渡し、選択させるのもおススメです。

 

自主学習の手順・学習のポイント

ここからは、学習の手順(参考例)と、学習をする際に気をつけるポイントをご紹介します。

■学習の手順

  1. 興味のある記事を探す
  2. 記事をハサミで切り取る
  3. 記事を読む(親の協力が必要・小分けにしてもよい)
  4. 学校で学習した漢字を含む言葉を見つけ、鉛筆で○をつける
  5. 「言葉の句切りが正しいか」親が確認する→正しければ赤ペンで○をつけ、番号を振る
  6. ノートに記事を貼る
  7. ノートに「番号と漢字」を書く

■学習のポイント

学習のポイントは、「こどもが記事の内容を理解した上で、自分の力で『言葉のかたまり』を文の中から探すこと」です。

小学校中学年(3・4年生)になると、学習内容が1・2年生までの「具体的」なものから、少しずつ「抽象的」なものへと変わっていきます。ここで「文をきちんと読んで理解する力」がついていないと、教科書の内容を正しく解釈したり、テストの問題を理解することが難しくなっていきます。

各教科の単元そのものは理解していても、問題文を的確に読むことができないと、点には結びつきません。

すると、次第に「考えているのに正しい答えがわからない」となり、やがて「何がわからないのか、わからない」という悪循環に陥ることになります。

この「読解力」をつける方法として、よく挙げられるのが「読書」です。そして、小学校高学年の子供たちに推奨されているのが「新聞を読む」こと。とくに、中学受験をする場合は「新聞を読んで社会の動向を理解し、自分の意見をもつ」練習をしておく必要があります。

中学受験をしない場合でも、日頃から新聞に触れ、特定の内容について自分の意見をもつ練習は、その後の人生に大いに役立つのでおススメです。

新聞は「活字の多さ」と「内容の難しさ」から、子供にとってはハードルの高い読み物です。これを低学年の頃から慣れ親しむことにより、社会や世界情勢の理解がしやすくなっていきます。

 

自主学習ノートの作り方(例)

今回は、新聞を貼るスペース・漢字を練習するスペースの2つが必要です。両開きページ2枚分を使うと、見やすいノートに仕上がります。

自主学習ノートの仕上がりイメージ(漢字練習部分)は、こちら。
新聞を使った国語の自主学習例2小学2年生の息子に実際に挑戦してもらったところ、18の言葉を見つけました。学習した漢字数がまだ少ないので、今回は知っている表現すべてに○をつけました。

漢字数が少ない場合は、空きスペースに漢字の練習をすしてもよいでしょう。

学年が上がるにつれ、知っている言葉・漢字の数は増えていきます。適宜、練習したい漢字・表現を選ぶなど、やり方を変えていきましょう。

高学年の子供が新聞を使った自主学習を行う際は、漢字だけでなく、知らない表現を国語辞典で調べて学習したり、文章の段落ごとに要約するのがおススメです。

 

「大人の読み物がわかる!!!」という気づきは、子供の「できる」を増やし、子供を成長させてくれます。

普段の家庭学習にも取り入れるヒントになれば嬉しいです。

 

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