資格・検定試験

CASEC(キャセック)対策|初回で高得点の勉強法・受験結果も公開!

CASEC/キャセック対策・勉強法

英語力判定テストCASEC(キャセック)は、英検で有名な日本英語検定協会が開発した今からでも「すぐ受験できて、すぐ結果がわかるテスト」です。

受験後にすぐにスコアがわかり、またTOEICや英検の目安スコア・級も算出されるので、有名中学・高校・大学のプレイスメントテストに使われたり、大手企業でも英語力測定に活用されています。

CASECって、この前初めて聞いたんだよね…
馴染みがないかもしれないけれど、導入実績のある信頼性の高いテストだよ。

そこで、このページでは、CASEC試験の概要や実際に受けてみたからこそ分かる高得点をとるためのポイントなどを、私の受験体験・結果をもとにご紹介します。

  • CASECはどんな試験?
  • 英検・TOEICとの違い
  • 受験前に絶対注意しておきたいこと
  • 高得点をとるための勉強方法
  • キャンペーンや割引クーポン情報

ある程度の英語力をもっている人でも、受験の仕方を間違えると(私のように)思ったような得点が取れない可能性がありますので、この記事を読んで参考にしていただきたいと思います。

CASEC(キャセック)とは

casec/キャセックの公式ホームページトップ画面

CASEC(キャセック)の正式名称は、Computerized Assessment System for English Communication。

簡単に言うと、コンピュータが受験者個人の能力に合わせてテスト問題を変化させていく、適応型の英語コミュニケーション能力判定テストです。

CASECテストの基礎開発を行っているのは公益財団法人日本英語検定協会。みなさんお馴染みの「英検」を運営している団体です!

そして、開発・運営をしているのは株式会社教育測定研究所(=JIEM)です。ご存知ない方もが多いと思いますが、世界7カ国にグループ拠点を持ち、文部科学省や(株)旺文社など1400以上の学校・企業と取引があります。

CASECが信頼性のあるテストであることは間違いないですね!

 

CASECの受験者数は延べ270万人以上。

学校では、慶応義塾普通部・中等部などの有名私立中学校・高校・大学で使用されてます。クラス分けテストやコミュニケーション能力アップのためのツールとして用いられることが多いようです。

企業では、三菱商事(商社)、エイチ・アイ・エス(旅行会社)、アサヒビール(飲料)など、名だたる企業が英語力向上のために導入し、導入実績は企業・学校合わせて1677団体にのぼります。(*2019年6月時点)


CASECとTOEIC・英検の違い

英検・TOEIC・TOEFLなどの試験もあるのに、なぜ企業や学校でもCASECが支持されているのでしょうか?

それは、CASECが短時間で・場所を選ばす・正確な判定ができるテストだからです。

  1. いつでも・どこでも受験が可能
  2. 受験料が安い
  3. 試験時間は40分~50分
  4. 試験後、すぐに結果発表
  5. TOEIC・英検の準備に使える
  6. 英語テスト初心者でも簡単

①「いつでも・どこでも」受験が可能!

CASEC受験に必要なものはPCインターネット環境の2つだけ。自宅でもネットカフェでもOKなので、自分に一番合った環境で受験することができます。

クレジットカード決済をすれば今から10分もあれば受験を開始でき、終わったらすぐ結果を確認することができるので、会場に行く時間や待機時間などがなく時間を節約できます。

ただし、リスニング問題があるので、ネットカフェなどではイヤホンが必須。自宅でも騒音や邪魔が入らない時間帯に受けることが大切です。

CASECの動作環境
【OS・ブラウザ】

  • ▼Windows 8.1 / 10 ※1
    Internet Explorer 11/Google Chrome/Microsoft Edge 20以降 (Windows 10)
  • ▼Macintosh OS 10.9以降
    Safari 7.0以降/Google Chrome

【その他の機能】JavaScript:オン、cookie:オン
動作確認ページへ

②受験料が安い!

昨今は検定試験料の値上げが続き、気軽に何度も受験しづらくなりました。

たとえば個人受験の場合、英検5級4,500円、2級は9,700円。TOEICはListening & Reading Testだけで6,940円もします。これらは正式な資格として多方面で使用できるメリットはありますが、高得点を出すために幾度も受験していては体力がもちません…。

CASECの受験料は1回3,667円(税込)で、公式学習サイトのプレミア会員(※30日間無料)になると1,834円(50%OFF)で受験することができます。(※下記、注意参照)

受験はチケット制なので、キャンペーンを利用して安くチケットを入手し、自分にとって最適なタイミングで受験できるのも魅力の1つです。

2021年6月30日以降に初めて個人でCASECを受験する場合は、学習サイト「スタギア」への無料登録が必要です。無料会員の受験料は1回3,667円ですが、プレミア会員(月額500円)になると1,834円(50%OFF)で受験できます。初月無料(30日後に自動課金)なので実質1,834円で受験可能。1回500円を払っても2,334円。しかも、英検-CBTの割引や学習システムを使用することができます。

CASECマイページへ

③高精度で、試験時間が短い!

CASECの試験時間は40分~50分

TOEIC R&Lであれば、試験会場への移動に加え、受付から試験終了まで約3時間かかります。英検2級でも2時間25分はかかります。

CASECは高精度のコンピュータ技術により、受験者のレベルを判断して問題が出題されるので、簡単すぎたり難しすぎたりする問題は出題されません。

わかりやすく言うと、「英検3級レベルの人に、英検1級レベルの問題を題してもわからないのは当たり前だから出さないよ」ということです。視力検査に似ていますね!

CASEC(キャセック)試験が短時間で受けられる理由

③試験後、すぐ結果がわかる!

受験が終了したら、次の1クリックで結果が自動表示されます。

下の表は、私が実際に初受験した時のスコア結果です。
casec(キャセック)の受験直後レポート

履歴書添付用のレポートも、受験直後からダウンロードができます。

通常、TOEICなどの試験は申し込みから公式認定証書が手元に届くまで約2~3カ月かかります。しかし、CASECは最短1時間でレポート準備が可能です。

④TOEIC受験の準備に使える!

テスト形式がTOEIC L&Rと似ているため「TOEIC受験の準備」としても効果的です。スコア結果ではTOEIC・TOEFL・英検の目安スコアが表示されます。

CASEC(キャセック)のテスト受験後すぐに表示されるTOEIC・英検換算スコア表示私の初受験では、CASEC 829点・TOEIC(R)910点・TOEFL(R)554点・英検準1級という結果が出ました。

試験後すぐに表示・ダウンロードできる「スコアレポート(=CASEC OFFICIAL SCORE REPORT)」では、スコア別のTOEIC・英検換算表を確認できます。受験者のレベルがピンク色で塗られているので、自分の位置が一目瞭然です。

☟TOEICの換算表

casec(キャセック)のTOEIC換算表

英検は、合格の可能性によっても色が変わります。

☟英検の換算表

casec(キャセック)の英検換算表英検はあくまで「合格の可能性」になり、やや幅が広くなります。英検は1次の筆記試験に加えて2次の個人面接がありますので、完全一致とはいきません。

例えば1級については、たとえCASECで満点1000点を取得したとしても確率40~65%と表示されます。CASECと英検は試験タイプが異なるため、口頭試験のある英検はあくまでも可能性の表示になります。

換算結果の正確性は「誤差はあるが、ほぼ正しい」というのが個人的見解です。

口コミでは、CASECを受験したあとにTOEICを受験したら「ほぼ同じ点数だった」「ほぼ同じだった」という声が多く上がっています。誤差があるという場合でも、50点くらいが平均でした。

私の初受験(2018年当時)では、英検5級~2級の合格率は80%以上/英検準1級は40~65%/英検1級は20%未満という結果になりました。TOEICは「ほぼ同じ」、英検は「目安と取得済みの級が同じ」になりました。

⑤英語テスト初心者でも簡単!

CASECはパソコン操作ができれば、誰でも受験することができるシンプルなテストです。

また、受験の申込をせずに「実際と同じ形式」で受験を無料体験することができるので、CASECが初めてでも安心して受けられます。

この体験テストは「大問を1つずつ体験できる簡易版」ですが、設問指示や出題方法はすべて本番と同じです。CASECがどんなものなのかを知るのに非常に便利です。

体験テストの受験方法
  1. 公式CASECホームページの受験前の3ステップアクセスし、動作環境や受験方法を確認
  2. 簡易テストページが表示され、体験可能

次のコーナーでは、体験テストを使って「CASECのテスト構成・内容」をご紹介します。


CASECの設問内容と「体験テスト」の問題・答え

CASECは4つの大問で構成されています。

大問は「セクション」と呼ばれ、団体受験の場合のみオプションで「セクション5:読解問題」が追加されることがあるので注意してください。

すべての問題に制限時間(タイマー表示)があり、時間がくると自動で次の問題に移ります。セクション1・2・(5)は「音声なし」の語彙・表現・ディクテーション問題で、3・4は「音声あり」のリスニング問題です。

  1. 語彙問題16問
  2. 表現問題16問
  3. リスニング17問
  4. ディクテーション11問
  5. 【団体オプション】読解問題
※以下、無料テスト(セクション1~4)の内容です。問題を見ずに無料体験してみたい方は、こちらCASEC 無料体験ページにアクセスし、受験を完了させてからご覧ください。

①語彙問題16問

日常生活・学校生活・ビジネスなどで実際によく使われる語彙の知識を測定。

  • 解答方法:空所補充、4肢択
  • 問題数:16問
  • 最高得点:250点
  • 解答時間:60秒/問
  • 音声なし

例)
A: Have you read this book, David?
B: Yes. It’s interesting. You can (  ) it if you’d like.

1.show
2.give
3.keep
4.catch

【答え】3.keep
【解説】設問文の意味は、A:「デービット、この本を読んだことある?」B:「あるよ。面白かった。もしよかったら、持ってていいよ。」です。このkeepは「持ち続ける(=continue to have)」の意味で、ここでは「貸してあげるよ」と言っています。

②表現問題16問

日常生活・学校生活・ビジネスの中で実際によく使われる表現の知識・用法の理解を測定。

  • 解答方法:空所補充、4肢択一
  • 問題数:16問
  • 最高得点:250点
  • 解答時間:90秒/問
  • ※音声なし

例)
Two friends are studying.
Michael:Chris, did you finish your math homework?
Chris:Year, why?
Michael:I don’t understand this question. Can you help me?
Chris:( ). Let me see.

1.Not at all.
2.No problem.
3.Never mind.
4.None of them.

【答え】2.No problem.
【解説】設問を日本文にすると、「友達2人が勉強をしています。マイケル『クリス、数学の宿題終わった?』→クリス『終わったよ。どうしたの?』→マイケル『この質問がわからないんだ。手伝ってくれない?』→クリス『もちろん。どれどれ…』となります。選択肢の1.Not at all.は「どういたしまして」の意味で、感謝の言葉に返事をするときに使ったり、Do you mind if~(~していただけますか?=もし~したら気にされますか)に対して”I don’t mind at all”(いいえ、構いません)という使い方をします。2.のNo problem.は、「(感謝されるほどのことでもないくらい当たり前のことなので)構わないよ」というニュアンス。
3.Never mind.はお礼やお詫びをしている相手に対して「(自分にとっては大した(重要な)ことではないので)気にしないでください/大丈夫ですよ」という意味。4.None of them.は「どれでもありません」の意味なので、正解は2。

③リスニング〔大意把握〕17問

日常生活・学校生活・ビジネスの会話やニュース・機内放送などを聞き、その内容の大意を理解する能力を測定。

  • 解答方法:音声聞き取り、4肢択一
  • 問題数:17問
  • 最高得点:250点
  • 解答時間:60秒/問
  • ※質問文のみ表示され、音声が流れる。選択肢は音声後に表示

例)
What are they talking about?

【音声】
A: I’ve heard that you’re going to Califonia soon.
B: Yes, in April. I’m packing my things now.
A: Did you find a new house?
B: Not yet. We’ll live in an apartment for a while.

1.Moving
2.Driving
3.Working
4.Traveling

【答え】1.Moving
【解説】質問文の意味は「何について話していますか?」です。会話文を日本語に直すと、「A: もうすぐカルフォルニアに行くって聞いたよ。→B:そうなんだ。四月にね。今、荷づくりをしているところだよ。→A:新居は決まったの?→B:まだなんだ。しばらくはアパートに住むつもりだよ。」となります。選択肢の意味は「1: 移動(引っ越し)2:運転、3:仕事、4:旅行」ですから、正解は1です。

④ディクテーション11問

日常生活・学校生活・ビジネスの場面における会話から、コミュニケーションを図るために必要な情報や内容理解のキーポイントとなる具体情報を聞き取る能力を測定。

  • 解答方法:音声聞き取り、スペル入力
  • 問題数:11問
  • 最高得点:250点
  • 解答時間:120秒/問
  • ※音声は3回流れます。

例)
A:My boss invited us to dinner on Sunday.
B:Sounds good. What ( )( )( )?

【答え】shoud I wear

※体験テストをはこちら
CASEC 無料体験ページ

⑤【団体オプション】読解問題

セクション1~4では測り切れない読解力を測定するため、学校・企業で団体受験をする場合に限り、オプションで「セクション5(読解問題)」が追加されます。学校・企業が希望しない場合や、個人受験の場合はセクション5は出題されません。

 

わたしの受験結果をぜんぶ公開!

ちょっと、いや、かなり不本意な結果だったのですが…、これからCASECを受けてみようと思っている方々の参考になればと思い、思い切って公開します。

結果は2018年6月に受験したものです。(2021年7月時点での形式変更はありません。)

CASEC公式ホームページにも結果サンプルが掲載されていますが、そちらも2018年度であるため、変更はなさそうです。☞結果サンプル表示

CASECの結果表示には4種類あります。

  1. 「スコア結果」→受験後に表示のみ
  2. 「公式スコアレポート」→添付用
  3. 「パフォーマンスフィードバック」→結果のレベル判定・TOEICや英検の換算表
  4. 「CAN-DO」→現時点の英語力でできること・詳細評価

①スコア結果

受験後に1クリックで表示されるスコア表です。

CASEC(キャセック)の受験後にすぐ表示されるスコア結果

②公式スコアレポート

大学や企業に提出できるCASEC公式スコアレポートです。

日本語・英語版があります。

受験者IDも記載されるので、変な名前をつけないように気をつけましょう。(受験者氏名はマイページから変更できますが、受験者IDは途中で変更できません。どうしても変更したい場合はCASECへ新規登録し、受験することになります。)

CASEC(キャセック)スコアレポート

③パフォーマンスフィードバック

スコアレポートよりも詳しい結果がわかるレポートです。

  • 4セクションのバランスチャート
  • 総合レベル判定、TOEIC
  • 英検の換算スコア表
  • 他の受験者との比較

などが書かれています。
CASEC(キャセック)パフォーマンスフィードバック

④CAN-DO

現時点の英語力でできることや、学習アドバイスが2枚にわたって解説されたレポートです。

CASEC(キャセック)CAN-DO1CASEC(キャセック)CAN-DO2より詳しいレポート説明をご覧になりたい方は、公式ホームページのCASECとは?目安表示でご確認ください。



わたしのマイページを公開!

マイページは2021年6月30日より登録方法が変更になりました。

これから新規登録して受験をする方はCASEC公式ホームページではなく、「スタギア」という学習サイトに登録し、チケットを購入して受験する流れになります。スタギア登録後、CASEC公式HPにあるマイページが使えるようになります。

ちょっとややこしいですね…。

「スタギア」はCASECを開発・運営する(株)教育測定研究所が新しくスタートした学習サイトで、CASEC受験の割引があるだけでなく、英検-CBTが20%割引になったり、英検・漢検・数検の公式オンラインラーニングが利用できるサイトです。(※2021年7月現在は英検のみ可能)

こう聞くと、早速「スタギア」にアクセスしたくなりますが、あくまでもチケット購入をする窓口の役割を果たしているだけなので、CASECを初めて受験される方は、CASEC公式ホームページにアクセスすることをおススメします。

「スタギア」はチケット購入の役割を果たすだけなので、サイト上のどの「CASEC」の文字をクリックしてもCASECの公式ホームページに移動します。チケットだけ購入したい方は、ページの上部にある「商品一覧」をクリックしてください。

早速登録してみましたので、別記事でご紹介しようと思います。

2021年6月30日より前にCASEC公式ホームページに登録した方は、そのまま公式ホームページよりログインが可能です。未使用チケットの利用や、過去受験記録の閲覧もできます。

マイページでできること

マイページでは、過去のテスト結果・スコアレポートなどのデータを見ることができます。最新5回分の記録が保存されます。

公式ホームページからも受験チケットの購入はできますが「スタギア」と同等の割引は受けられません。スタギアで新規アカウントを取得し、プライム会員になってからの購入をおススメします。

CASEC(キャセック)のマイページ画面トップ「過去のスコアを確認する」をクリックすると、以下の画面に移ります。

CASEC(キャセック)のマイページに保存される過去データの例見たい結果をクリックすると、詳細画面が表示されます。ここから、各種結果のダウンロードが可能です。

CASEC(キャセック)のマイページに保存される過去データの例

高得点をとるための「初回受験5つの注意点」

CSAEC(キャセック)の結果ここからは、CASECを初受験する場合に「気をつけて欲しいこと」をお話しします。

というのも、CASSECは自宅で手軽に受験できるテストであるものの、他の試験では「あたり前」のことがあたり前にならず、初回テストで失敗する場合が多々あるからです。

以下は、わたしが初回受験で点数が伸びなかった理由です。

初受験で気をつけるべきポイント
  1. 質問が簡単になっても焦るべからず!
  2. 音のない時間・場所で受験すべし!
  3. 受験前にサンプルテストで準備運動+音量確認をすべし!
  4. タイピングの練習をしておくべし!
  5. 語彙・表現はあなどるべからず!

特に1~3には注意しましょう。

① 質問が「簡単」になっても焦らない

英検やTOEICなどの民間資格テストを受験したことがある方に注意して欲しいのが、この質問が簡単になった場合の精神コントロールです。

CASECテストは、コンピュータが自動的に受験者のレベルを特定し、それに合った問題を出題します。これにより、問題を間違えると急に簡単な問題になることがあります。

英検やTOEICであれば、解答に悩む問題がでてきても、自分が導き出した解答が正解・不正解かはわかりません。

リーディングであれば、わからない問題は後回しにする。リスニングであれば、とりあえず回答をして次の問題に集中することが高得点への近道です。

しかし、CASECの場合は、「どっちが正解かな…」と悩んで不正解を選んだ場合、コンピュータが「この受験者はもう少しレベルが低いのかもしれない」と判断して、簡単な問題が出題されます。逆に、正解を選ぶと、急に話題が難しくなったり、会話のスピードががあがることがあるのです。

これには、驚かないこと。

そして、一喜一憂しないことが重要です。

② 音のない時間・場所で受験する

自宅で受験する場合、思わぬ騒音に悩まされることがあります。

CASECはセクション3・4がリスニングで、「3」の音声は1回のみ流れます。戻って解答することができないので、正解を続けて少し難しい問題になったタイミングで騒音が入ると結構きびしいです。

制限時間を超えて「無回答」になると、その問題は採点対象外(0点)扱いになります。

ここが、TOEICや英検との大きな違いです。

TOEIC・英検などの試験では騒音管理が徹底されています。万が一騒音が発生した場合は、試験が中断されたり、その問題のみ再解答する機会が与えられますが、CASECは自己管理です。

CASECの場合はとうと、不測の事態が起こった場合に自己判断「画面を閉じ、再ログインをすると、その途中から受験再開する」ことができます。画面がフリーズしたり、地震が発生したり、突発的な騒音が起こった場合は途中が想定されてできた対応策です。

でも、少しの騒音が気になるからといって何回も中断はできませんし、中断することで集中力が切れるため、高得点を出しにくくなると考えられます。

1番重要なのは、時間・場所をしっかり考えること。ヘッドフォンやイヤホンはきちんと使う、とい基本的な準備を怠らないようにしてください。

③ 本番前に「サンプルテスト」で動作・音声確認

受験チケットを購入する際に、「『動作確認』と『CASECガイドツアー」』で試験の流れを確認したか」という確認があります。

これはしっかり行いましょう。

CASECはリスニング問題の前の音声確認はなく試験開始前に受験者が音量調整をしておくことが求められます。

TOEICや英検であれば、試験開始前に「音声チェック」の時間があります。それをCASECの場合は自分でやっておいてください、ということです。

そして、受験前にサンプルテストで試験慣れ・耳慣れをしておくことで、少しでも高得点に近づくことができます。

サンプルテストは「CASECガイドツアー」で行えます。音量の確認とともに、本番さながらの練習をして自分の本気スイッチを入れておきましょう!

さっそく「CASECガイドツアー」を試してみたいという方は、ホームページに行ってみてください。
CASECホームページ

④ タイピングの練習をしておこう

日常からパソコンを使用している方は問題ありませんが、タイピングに慣れていない方はブラインドタッチの練習をおススメします。

昨今はスマートフォンやタブレットで英語学習ができるようになってきましたが、コンピュータを使用する試験は、基本パソコンを使って行われます。TOEICスピーキングテストも指定会場でパソコン入力をする形式になっています。

ペンを持って書くと正しくかけるのに、パソコンだと途端に分からなくなる・・・という場合も往々にしてありますので、少しずつ慣れておくといいですよ。

⑤ 語彙・表現は強化しておこう

いざ受験してみたら、意外に難しかったのが「語彙・熟語」でした。使わない表現は忘れているし、不正解を選ぶと問題が簡単になった気がして、悪戦苦闘。

CASECに限らず、外国語の民間検定試験で高得点をとるには「語彙・熟語」がポイントになります。

そもそも、日本人は英語の語彙力があまりないという話もあるくらいなので、英語力を伸ばしたいのであればコツコツ語彙を増やしていきましょう。

試験問題集・過去問はどれを使う?

CASEC(キャセック)の試験問題集・過去問学校のクラス分けテストや、企業でCASEC受験を求められている場合などは、専門書や過去問題集が欲しいですよね。

しかし残念ながら、CASECテスト専用の試験問題集・過去問題集は出版されていません

現在のところ、CASEC対策についての参考書は、SPIノートの会が出している「WEBテスティング」を理解するための本だけ。これはCASEC専門の本ではなく、WEBテストを理解して得点力をあげるための参考書です。

ただし、最新版ではCASECは対象外になっているので、2019年度版を入手するしかありません。

 

CASECのセクション別対策・勉強法

ぜひ活用して欲しいのは、CASECとの類似点が多いTOEICの教材です。

TOEICとの類似点
  • CASECセクション1(語彙問題)≒TOEIC(L&R)Part5(短文穴埋め問題)
  • CASECセクション2(表現問題)≒TOEIC(L&R)Part2(応答問題)
  • CASECセクション3(大意把握)≒TOEIC(L&R)Part3(会話問題)
  • CASECセクション4(ディクテーション)≒TOEIC(L&R)Part2(応答問題)・TOEIC SPEAKING Q1-2(音読問題)
  • 【団体オプション】CASECセクション5(読解問題)≒TOEIC(L&R)Part7

これを踏まえた上で、TOEIC教材を使った効果的な学習法をご紹介します。

セクション1の対策

CASECセクション1は語彙問題で、単語の「意味を問うもの」「使い方を問うもの」が出題されます。TOEIC Part5は語彙問題だけでなく文法問題も含まれるので、TOEICの問題集から語彙問題を探します。

検定試験で出題されやすい語彙の理解ができ、設問形式にも慣れることができます。

例)
No. 105 All clothing sold in Develyn’s Boutique is made from natural materials and contains no ——- dyes.
(A) immediate
(B) synthetic
(C) reasonable
(D) assumed
◇出典TOEIC(R&L)公式ホームページ/サンプル問題

これは単語の意味を問う問題です。「設問文の意味」と「各選択肢の意味」がわかれば正答を導き出せます。わからない単語・表現があれば、文の意味をしっかり理解したうえで覚えていきましょう。

セクション2の対策

CASECセクション2は応答問題で、画面に表示された会話文を読み、空所に合う表現を選択肢から選ぶ形式です。

TOEIC(L&R)のPart2はリスニング問題ですが、問題集の解答・解説にあるトランスクリプションを使うことで、自然な会話表現を身につけることができます。

重視すべきは「解説」です。設問文と正答を続けて読み、どうしてその選択肢なのかを理解します。覚えておくべき表現が書かれていれば、積極的に覚えましょう。

セクション3の対策

CASECセクション3は、大意把握のリスニングです。

問題が流れる前に設問の内容を的確に理解し、答えとなりうる表現・内容を理解しながらリスニングするのは、TOEIC(L&R)Part3と同じです。

ただし、TOEIC(L&R)Part3は設問文と選択肢が表示された状態でリスニングが始まるのに対し、CASECは設問文のみ表示され、リスニング終了後に選択肢が表示されます。

TOEICの教材を使っての学習する時は、まず「選択肢」を隠し、音声が流れるまでの数秒を使って「設問文」を読み、予測しながらリスニングする状態をつくることがポイントです。

セクション4の対策

CASECセクション4は、音声を聞いて空欄にあてはまる語彙をタイピングするディクテーションです。

ここで高得点をあげるには、以下4つに気をつけてください。

  1. 英語の連結発音・音の強弱に慣れておく
    ☞TOEIC(S)Q1-2を活用
  2. タイピングで時間ロスをしない
  3. 瞬発力が大切
    ☞TOEIC(L&R)Part2を活用
  4. 文法の観点から最終チェックをする

英語の連結発音(リエゾン)とは、音と音のつながりのことです。

たとえば、”one of~(~うちの1つ)”という表現は1語ずつ読むと「ワン・オブ」ですが、ネイティブはこのようには発音せずに「ワノブ」と発音します。oneとofが連結し、一つの発音のように変化するのです。

多くの日本人が苦手とされる「連結発音・音の強弱」は、攻略すれば劇的にリスイング力がUPする魔法のカテゴリーです。

これを身につけるのにおススメなのは、TOEIC SPEAKINGテストの問題集を活用すること。スピーキングテストには「音読」の問題があり、詳しい連結・強弱のつけ方の解説がのっています。

オンライン試験に不安がある場合の対策

CASECの試験慣れをしたい!という方におすすめなのは、CASECと同じオンライン模試で、制限時間内で解答する感覚を身につけられる「e-test」です。

e-testは月額2,000円(+税)でオンライン模試が受け放題。パソコン・タブレット・スマホでも受験ができ、30分のテストでTOEIC換算スコアも算出されます。

TOEICのように「特定のネイティブが録音したリスニングではない」ので、TOEICの公式教材の音声に慣れてしまっている方にもおすすめですよ。

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企業・学校に提出する場合の注意点

履歴書添付もできるCASEC(キャセック)ですが、英検・TOEIC・TOEFLとどのように使い分ければ良いのでしょうか。

CASECがおススメの場合
  • 英語力を履歴書に記載する必要が「急ぎ」であるが、英検・TOEICなどの英語検定試験を受験したことがない場合
  • 企業で従業員の英語力を向上させたい場合
  • 学校で、英語クラスのクラス分けをする場合

CASECは信頼性のある英語能力判定テストですが、知名度は英検・TOEICなどに劣ります。

加えて、自宅での受験はカンニングやズルの可能性もあるため、英検やTOEICの受験経験があるのであれば、そちらを履歴書記載するのが一般的です。

よって、多くの学校・企業では「クラス分け・英語能力向上のための試験」としてCASECを取り入れています。例えば、同支社大学では大学入学前のプレイスメントテストとして利用されています。

とはいえ、きちんとした英語力判定テストですから「急ぎ」の場合は履歴書に記載して全く問題ありません。

逆に、試験官からCASECに関する質問を受けたら、簡単な説明と「英語力をしっかり測って向上する姿勢があること」を積極的に言葉で表現すればOKです。

転職活動で使っても大丈夫?

転職活動にはTOEIC受験をおススメします。

転職は就職活動と異なり、「過去の経験・実績・それをこれからどのように活用していくか」が問われます。つまり、今までの経験や準備も考慮されるということです。

英語力が求められる仕事につきたい場合、「今まで英語検定試験は受けたことがなく、履歴書記載が必要だったので(TOEICは間に合わず)急いでCASECを受験しました。」では、明らかに準備不足になります。

英語圏の国でずっと仕事をしてた、海外の大学を卒業した、英検1級レベル・TOEIC990点に近いレベルをもっていて、急遽来日した…というのであれば問題ないでしょうが、日本にいて英語を使った仕事をしたい場合はTOEICが最適です。

提出に使うスコアレポート・注意点

履歴書などに添付できる書類は、スコアレポートの中の「履歴書添付用スコアレポート(CASEC Officail Score Report)です。
CASEC(キャセック)スコアレポート履歴書添付用スコアレポートには、受験者氏名・受験日・casecスコア(セクション別・トータルスコア)の他にも、

  • 受験者ID
  • スコア有効期限(2年間)
  • TOEIC、英検の目安スコア
  • 習熟度(casec level)の表
  • casec(キャセック)とは

が印字されます。

スコアレポートで表示される受験者名は、受験者登録の際に入力した「氏名」及び「受験者ID」が表示されます。

したがって、CASECのスコアレポートを就職活動などで企業に提出する場合は「受験者ID」のつけ方に注意が必要です。途中から受験者IDの変更はできないので、不自然なID名をつけないよう気を付けましょう。

スコアレポートにはTOEICや英検の目安スコアも印字されます。これは「目安」という言葉の通り、あくまでもCASECを英検とTOEICに換算した目安で、スコアレポートにもその旨が記載されます。

キャンペーン・クーポンはある?

CASECを一番お得に受験する方法は、CASECの運営会社の学習サイト「スタギア」でチケットを購入する方法です。

以前は公式ホームページのマイページに登録をしておくと、メルマガでお得なお知らせが届くシステムでした。

※【2021年6月30日以前の登録者限定】7/31 23:59まで40%OFFキャンペーンを実施中!(1回3,667円→2,200円で購入可能)コード:casec202107ca

2021年6月30日以降に初めて個人でCASECを受験する場合は、学習サイト「スタギア」への無料登録が必要です。無料会員の受験料は1回3,667円ですが、プレミア会員(月額500円)になると1,834円(50%OFF)で受験できます。初月無料(30日後に自動課金)なので実質1,834円で受験可能。1回500円を払っても2,334円。しかも、英検-CBTの割引や学習システムを使用することができます。

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CASECで初回高得点を獲得するには、「事前準備をしっかりすること」「簡単な問題が出題されても集中し続ける精神力をもつこと」などをお伝えしました。

参考になりますように!