
すべての教科の基盤となる国語力を小学生のうちから身につけて欲しいと思い、わが家の息子は小2から「ブンブンどりむ」を始めました。
無料体験キットを取り寄せてから、夏・秋限定で販売される「2カ月お試しトライアル教材」を購入。1日10分の学習を継続したところ、ボクシングのパンチのように、少しずつ少しずつ効果が出てきました。
そこでこのページでは、継続学習したからこそわかる「ブンブンどりむ」の特徴や効果、息子の作文写真(勉強前→4ヵ月目→7カ月目)をお見せします。
ぜひ参考にしてください。
「ブンブンどりむ」は塾の作文講座

「ブンブンどりむ」は、作文力を伸ばすことで「読解力・思考力などの国語の総合力」を身につけることができる、小学生向けの作文通信教育講座です。
講座運営をしているのは、どりむ社。
どりむ社は全国の有名進学塾向けに作文教材を制作し、添削指導を25年以上つづけています。「ブンブンどりむ」は作文のプロ会社が塾だけで教えていた作文講座を「家庭でも楽しく身につけられる」ように作った講座なのです。
そして、教材監修をしているのは教育界では超がつくほど人気の齋藤孝(さいとうたかし)先生。明治大学教育学部の教授で、ベストセラー『声に出して読みたい日本語』『原稿用紙10枚を書く力』『今すぐ書けちゃう作文力』などを執筆されています。
実はわたし、息子(当時小2)が「作文が嫌い!」と言い出すまで、ブンブンどりむを知りませんでした。
しかも、偶然インターネットで見つけただけだったので、最初は「有名な先生を監修にして売り出している通信講座」くらいにしか思っていなかったんです。(ごめんなさい…)
それが、
無料体験キットを取り寄せ、次に「2カ月お試しトライアル教材」を購入。息子が楽しそうに勉強しているので、ちょっとだけ続けてみるか…としているうちに、「ブンブンどりむ」がボクシングのパンチのように、少しずつ、少しずつ効きはじめてきました。
そして、
4カ月目に「あれ?」と思い、
7カ月目に「おお!」と感激し、
8カ月目にして、小学校の成績がUPしておどろきました。
受講4・7・8カ月目の「効果」
どのように息子の作文が変わっていったのかを、小学校で書いた作文をもとにご紹介します。小学校で書いたので、親はノータッチです。
開始前の作文写真
運動会の障害物競走と徒競走の話を書いています。
がんばって何度も書き直して、もう字がぐちゃぐちゃ(笑)がんばる姿を想像すると微笑ましいのですが、格助詞(に)の使い方が違ったり、誤字があったり、説明不足なところが多々ありました。
息子によると、
「作文はたくさん考えなくちゃいけないし、書く時間が決まっているから大変。間違ったら消して書き直すのも面倒…」
なんだそうです。
よくよく考えると、小1でひらがな・カタカナ・漢字80字、小2で漢字160字を学習したばかり。小学校低学年の子どもにとっては、作文を書くことは非常に大変な作業だったんです。
でも、これはいくらなんでもまずい!
そう思って、「ブンブンどりむ」の基礎コースを開始しました。
☞2カ月目の効果はこちら
受講4カ月目の作文写真
学校公開日があり、息子の通う小学校に行ってきました。
廊下には、子どもたちが書いた感想文が掲示されていました。ちょっとドキドキしながら息子の作文を読んだのですが・・・息子の「作文の書き方」の変化にビックリ。
ブンブンどりむを始める前の息子は、話言葉のようにダラダラと文をつなげて書いていました。そのため、作文用紙は埋まっているのですが、とにかく読みづらい。書いてあることがよくわかりませんでした。
しかし今回、きちんと「起承転結」と「具体的なの書き方」ができるようになっていたんです!
日付や数字の書き方はまちがっていますが…先生に「作文の書き方が上手だね」と褒められたそうです。これには、とても嬉しくなりました。
息子に聞くと、
「作文はたくさん書かなくちゃいけないから大変だと思っていたけど、ブンブンどりむで作文の書き方がわかったら、大変じゃなくなったよ。」
と教えてくれました。
効果が出てきているな~と、実感した瞬間でした。息子のように「本当に作文が苦手・・・」というタイプのお子さんは、効果を感じるのが早いかもしれません。
☝4か月の効果
- 自分の意見を書くことに抵抗がなくなってきた
- 問題文を(今まで流し読みしていたのが)意識して読むようになった
- 比喩や倒置表現が使えるようになった
- 順序だてて説明できるようになった
- 日頃の生活で、難しい言葉を意識するようになった
そして、7カ月目は…
受講7カ月目の作文写真
ブンブンどりむで原稿用紙1枚を書くことに慣れてしまったので、学校の用紙におさまりきらず、何回も書き直したそうです。
「もっと書きたかったけど、作文用紙が小さくて書ききれなかった…」とのこと。
作文の基本である「はじめ・なか・おわり」を意識し、流れのある展開が書けるようになり、なんだか一安心しました。私が登場したことにはビックリしましたが…(笑)
受講8カ月目の変化
そして、2019年3月。
小2の修了式を終え、通知表をもらってきました。なんと、国語の「書く能力」の成績がランクアップしていました!!!
「書く能力」は、経験したことや想像したことなどについて、順序がわかるように語や文の続き方に注意して文を書く力のこと。ブンブンどりむ基礎コースでやったこと、そのままなので、いい結果につながったのではないかと思っています。
親のわたしがしたのは、ひたすら褒めること。
下手でもいい。
とにかく、褒めて、褒めて、褒めました(笑)
「書き始めを一文字下げて書けたね」「こんなに長く書けてすごい!」など、添削問題に書いてある先生からのコメントを自分の言葉に置き換えて、褒めました。
あとは、週に4~5日・1回10分の学習ができるように声をかけることと、最初はわからないところがあったら「例文をマネしてみたら?」などとヒントを出したり、返送されてきた添削問題を一緒に見て、「いいところだけ褒める」ようにしました。
ブンブンどりむを継続している人数・学年の割合
先にお話しした通り、わたしは「ブンブンどりむ」の存在を知りませんでした。
ブンブンどりむは小学生対象の講座なので、進研ゼミやZ会のように幼児コースはありません。勧誘DMが来ることもなかったので、インターネットで「作文に強い通信講座」と検索して、初めて知りました。
そこで気になったのが、受講者がどのくらいいるかということ。
他の通信講座のように全教科が学べるわけではない「作文専用の通信講座」にお金をかけるということは、何かしらの効果を感じているはず。そんな保護者がどのくらいいるのかを知りたいと思いました。
具体的な受講者人数は公開されていませんが、ブンブンどりむでは「提出課題を3カ月間、欠かさず出すことができた人を表彰する制度」があります。この人数を1人1人数えて、各学年の割合を計算してみました。

1番多かったのは、2年生。2番目は3年生、4年生の順でした。
提出日をすぎても添削してくれるので、これで全員ではありませんが、「まとまった文章を書くこと」が必要になりはじめる学年の子どもが、たくさん受講していることが分かりました。
息子が作文好きになれた8つの理由
2年生の4月時点で、息子の好きな教科は算数で、苦手な教科は国語。理由は「長い文をたくさん書かなくちゃいけないから」でした。
調べてみると、「ブンブンどりむ」を受講している子どもの入会理由は、そのほとんどが「作文が苦手」だからだそうです。
そのため、教材は「作文が苦手な子供が、いかに楽しく学習を継続できるか」を真剣に考えてつくられています。
わが家では、こんな「ブンブンどりむ」の特徴が気に入りました。
- 説明はわかりやすいマンガ形式
- 1日10分、4~6日/週でOK!
- 7つの基礎力を毎月伸ばせる
- 季節の用語・慣用表現が身につく
- 算数・理科・社会の記述問題もある
- 添削指導が月2回と充実
- 1年を通して読書感想文対策ができる
- 「ご褒美ポイント」がたまりやすく、子どが提出日を意識してくれる
わかりやすいマンガ形式で説明
そもそも、書くことに苦手意識がある子どもは、「問題を読むのが苦手」なんですよね。
あたり前のことですが、問題を解くためには問題文を読まなくてはいけません。しかし「書く練習をするための問題」は説明が長いことが多く、作文が苦手な子どもはきちんと読みません。
子どもができるだけ抵抗感なく学習できるように、「ブンブンどりむ」では作文の基本をマンガ形式で説明してくれます。
おかげで、息子もほぼひとりで学習ができています。(慣れるまでは保護者のサポートがある方がいいです。)

継続しやすい学習量
学習は1日10分が目安。
他の習い事や、気分によって学習量を調整できます。
学習ができない日があっても、別の日にまとめて学習することが可能です。学年があがるにつれて宿題の量も増えていくので、子供の負担にならない分量なのはありがたいです。
7つの基礎力別構成
1日10分の学習ですが、総合的な国語力を身につけるために必要な「7つの基礎力」--記述力・語彙力・想像力・表現力・読解力・発想力・筋道力--がしっかりつくテキスト構成になっています。
ただ作文を書くのではなく、読んだり、書き写したり、マネして作ったりと問題形式は様々。
身につく基礎力の種類によって「学習項目の名前・テキストの色」が違うので、子どもがどの学習をしているのかが離れた場所からでもわかりますよ。
☟基礎コース10月号の目次

息子のお気に入りは、想像力を鍛える「ものしりランド」。
家にあるモノを集めて作る発明品を考えたり、空想の生き物を書いたりするのですが、マンガ形式の説明と参考例があるのでわかりやすいそうです。
このような形式が苦手な場合でも、参考例のことばを入れ替えればスラスラ書けます。作文の基本はマネ(模倣)すること。お手本の言葉を入れ替えて書くだけでも、ぐんぐん基礎力が伸びました。
季節・慣用表現が身につく
季節にちなんだ言葉を学習する回もあり、知識・表現力がつきます。
10月号では「秋のことばを知ろう」というテーマで、秋の食べ物や虫の鳴き声を学びました。たとえば、「うまおい」とい虫の鳴き方は「チョンチョンスイッチョン」。えんまこおろぎは「コロコロコロリ―」。
季節の用語は中学受験でも出題されるので、中学受験する可能性がある方にもおすすめです。
また、教材と一緒に同封される「子ども向け会報誌『ポッチー新聞』」では、クロスワードを楽しみながら慣用句などのさまざまな表現を身につけることができます。
☟ポッチー新聞のクロスワード
たとえば、こんな問題がでました。
- 目の耳側の端のこと。「〇〇〇を下げる」とは、満足気にニッコリと笑顔になること
- 「目」がつく慣用句だよ。「〇〇〇〇が熱くなる」とは、感動して涙がでそうになること
問題は、1~3年生向けの「すいすいコース」と、4~6年生向けの「じっくりコース」の2種類。
解答を専用ハガキに書いて応募すると、正解者すれば「ご褒美ポイント10P」がもらえるので、子どもは自然と熱くなります!
☞ご褒美ポイントについてはこちら
子どもだけでは解けない問題もあるので、親がサポートする必要がありますが、辞書や図鑑・インターネットの使い方の学習になります。わが家では「自分で調べてわからなかった問題を親に聞く」ことにしています。
ポッチー新聞は、「おたより紹介、課題提出の優秀作品発表、作文紹介、パズル」など、子供が自主的に参加できるコーナーが盛りだくさん。
友達の作品を見たり読んだりすることで、「こんな風に書けばいいんだ」という発見があります。ポッチー新聞のおかげで、人のいいところを真似して自分のものにする、いい習慣がつきました。
算数・理科・社会の記述力アップ
作文、というと国語のイメージが強いですが、ブンブンどりむでは「算数・生活科の記述問題」や「漢字・語彙力を伸ばす問題」も副教材で学習することができます。
『問題解決ドリル』は、ただの計算や生活科の知識を答える問題ではなく、論理的に記述する力を養うことを目的としています。実生活に即した内容を数学的・自然科学的・社会的な視点から解決する問題なので、しっかり読んで、考える力がつきます。
『ポッチー★ドリル』は、国語力を伸ばすうえで大切な「語彙力・漢字・情報の読み取り力」を強化するドリルです。
漢字を何回も書くのを嫌がる・・・というお子さんもいるかと思いますが、見開き5ページなので、分量の多さに圧倒されることはありませんよ。
基礎力が身につく提出課題
提出課題は1~5年生が月2回(※3月を除く)で、6年生だけ月1回です。問題は「テキスト学習で書いた文」を1つの文章にまとめでる、記述形式など。
2年生までのコースは、写真のような「作文例」が提出課題とセットでついてきました。3年生コースはテキストに作文例が載っており、それを参考にして書きます。
☟2年生のイメージ
(基礎コース7月号)
実際に、息子が提出課題はこちら。
提出すると、約2週間ほどで返却されます。
ブンブンどりむのキャラクター「ポッチー」が描かれた封筒に「提出課題返送票」と「添削された提出課題」が入っています。
開いてみると…
これは、息子が初めて提出した「ドキドキ基礎コース(2年生対象)」7月号1回目【A】の添削問題です。
たくさん書かなくてはいけなくて大変そうですが、作文の元となる内容はテキストで取り組みます。提出課題では作文用紙の使い方・文章のつなぎかたに注意しながら、テキストで考えた内容・文をまとめて書きます。
7月号2回目【B】では、「7月に見つけたものを書こう」というお題が出ました。【B】は自分で考えて書くタイプです。セットでついてくる「作文例」の言葉を入れ替えて書けばOK。基本の形をマスターすることができます。
息子は作文が苦手なので、表現が少しおかしかったり、設問指示に沿った内容を書くのが難しくて、ずれた内容を書くこともあります。それでも、返ってくる添削済みのシートは「ここが上手く書けているよ」というお褒めの言葉でいっぱい!
息子曰く、「たくさん褒めてもらえるし、点数がつかないから楽しい」そうです。
3月号だけは、点数がつく「作文力判定テスト」になります。
作文力判定テスト(基礎コース)は、通常の添削問題とちがい大問が3つ(語彙と表現、文章、作文問題)があり、100点満点で細かく評価・添削してくれます。
作文の評価項目は、なんと17種類!
- 書き方の基本(5項目)
- 内容が問題に合っているか(4項目)
- 表現について(4項目)
- 構成や全体のまとまり(4項目)
子どもが「できていること」と「これから伸ばしたいところ」が良く分かり、本当によく考えられているな~と感心しました。
また、添削結果と一緒に「表彰状」が送られてきます。
これでまた、息子のモチベーションがUP!
ありがたいです。
実は、わたしも英語の添削指導をしているのですが、子ども向けの添削指導者は「褒め上手」です。作文はとにかく書いて慣れることが大切なので、継続できるように褒め、それから改善点を示します。
そんなわたしから見ても、ブンブンどりむの先生は添削上手だと思います。やっぱり、子どものやる気を削ぐ添削指導をする会社に、自分の子供はお任せしたくないですからね(笑)
読書感想文を書く力がアップ
ブンブンどりむの入会が多いのは、「読書感想文」の宿題がでる夏休み直前。
夏休みがはじまる7月号では、「読書かんそうラクラクBOOK」がもらえます。マンガ形式で書き方と参考例がまとまっているので、よりスムーズに作文を書くことができます。
この他にも、ブンブンどりむの教材は感想文を書く練習が通年をとおしてできるのが特徴です。
1・2年生には「絵本」、3年生には「特別付録(読み物)」の副教材がつきます。4~6年は「月間Newsがわかる」という冊子。これらを使って、読んだ感想や意見を書く添削問題がでるのです。
それも、ただ「おもしろかったところを書きましょう」ではなく、段階的に作文力があがるように「〇〇について、あなただったらどうしますか?(どんなことを言いますか?)」など、絞った内容になっています。
作文が苦手な息子でも、解答指示が明確なうえに、添削問題には「作文例」がついているので書きやすいようです。
集めやすい「ご褒美ポイント」
「ブンブンどりむ」では、余計な付録や教材はありません。その代わり、「ご褒美ポイント」がたまりやすく、子どものやる気が続く仕組みがしっかりしています。
ご褒美ポイントとは、提出課題などを出すともらえるポイントのことで、貯めると「学習に役立つ好きなグッズ」に交換することができます。提出日までに投函すると、ご褒美ポイントが通常の2倍もらえるので、子どものやる気につながります。
作文があまり得意でないお子さんは、ついつい学習が遅くなりがちですよね。
息子曰く、「シールを集めるのが楽しい」とのこと。最近の通信講座はご褒美ポイントがデジタルなところが多いですが、シールがもらえるので頑張った実感がわきやすいようです。
ブンブンどりむの教材・コースの選び方
コースは、全部で6種類。
学年ごとの学習進捗・成長過程を考慮して作られているので、学年=コースが基本です。
各コースの目標
- 1年生-ワクワク入門コース
【目標】基礎力と学習姿勢を育む - 2年生-ドキドキ基礎コース
【目標】表現力、論理力を養い、読み手に伝わる文章を書く - 3年生-グングン上達コース
【目標】知らない事柄への興味を刺激、長文記述力を磨く - 4年生-メキメキ応用コース
【目標】疑問解決力、自己表現力を磨く - 5年生-トコトン実践コース
【目標】良書を読み、表現豊かな文章を書く - 6年生-バッチリ完成コース
【目標】情報を整理し、発信する力をつける
あくまでも目安なので、別学年対象のコースを選んでも問題ありませんが、対象学年に合わせて作られている問題もあるので、注意してください。
たとえば、基礎コースは小2対象。毎月とどく「国語力ステップアップブック」では、主に小2で身につけたい漢字や国語表現が出題されます。
迷ったときは、スタッフセンターに直接問い合わせてみてくださいね。
教材
教材は、「テキスト・副教材・提出課題」の3種類。
副教材は、コースによって特徴が異なります。
たとえば、1・2年生は「絵本」がつきますが、3年生は「四字熟語辞典・ワークシート」、4年生からは「ニュースがわかる読み物・時事シート」に変わります。
子どもの成長に合わせた構成で、これからの時代に必要な「情報を整理し、自分の意見を相手に伝わりやすく発信する力」がつくように考えられています。

ちなみに、ブンブンどりむが凄いのは、資料請求すると「全学年の体験キット」が無料でもらえるところです。
1年生~6年生まで全部のコースサンプルがもらえるので、「どのように作文力が身についていくのか」がイメージしやすいですよ。わが家も、実際に息子に解かせてから決めました!
ブンブンどりむは難しい?
インターネットで検索すると、よく出てくるのが「難しい・高い」という口コミです。
そもそも「ブンブンどりむ」に入会する理由のほとんどは、作文が苦手だから。
文章を考えること・書くことに苦手意識をもっているお子さんや、その保護者の方が申し込むので、いくらマンガやわかりやすい説明があったとしても「難しい」と感じることがあります。
わが家の息子も、最初は戸惑いました。
そのため、最初は「わからなくてもいい・間違っていてもいい」を基本に、一緒に考えたり、解答を見てたりもしました。しかし回数を重ねていくと、問題を解くことに慣れてきて、息子だけの力で解答できるようになってきました。
大切なのは、親も子どもも「焦らない」こと。
数カ月はうまく行かなくてあたり前。少しでも子どもが作文に慣れればOK!くらいの気持ちで取り組むことが、上達への近道だと思います。
ブンブンどりむは高い?
ブンブンどりむの受講料は「1年生」と「2年生~6年生」の2パターンにわけられます。支払いは「毎月・6ヵ月一括・12カ月一括」の3パターンあり、12ヵ月支払いがお得です。
ブンブンどりむの受講料(10%税込)は
- 1年生:
【毎月】4,950円(年間59,400円)
【6ヵ月一括】4,719円(年間56,628円)
【12ヵ月一括】4,510円(年間54,120円) - 2~6年生:
【毎月】5,445円(年間65,340円)
【6ヵ月一括】5,203円(年間62,436円)
【12ヵ月一括】4,972円(年間59,664円)
です。
「作文だけ」と考えると割高感があるかもしれません。ただし、作文は国語力の基礎となり、算数・理科・社会・英語などのその他教科につながるもの。そして、中学・高校と勉強がむずかしくなってから、より効力を発揮するものです。
結局、わが家は小2の夏~小3の夏までの1年間受講しました。小3の2月から中学受験用の塾に通い始めたためブンブンどりむは退会しましたが、1年間で身につけた記述力が今も生きていると思います。
ブンブンどりむだけで中学受験は可能?
昨今の中学受験は難化傾向にあり、中学受験者数も増加しています。「ブンブンどりむ」は中高一貫校向けの対策ができますが、国語以外の教科(算数・理科・社会)の対策も必要になってくるため、ブンブンどりむだけでの合格は難しいといえます。
しかし、これから子どもたちに求められる「論理力・想像力・記述力」を鍛えることができるのがブンブンどりむ。
先日、息子と電車に乗っていた時のことです。中学受験塾で有名な「日能研」の電車ポスターを見た息子がこう言いました。
「この問題、ブンブンどりむでこの前やったのと似てるね!」
日能研は、実際に出題された中学入試問題をモチーフにした広告展開しています。私たちが出くわしたのは、2018年度の共栄学園中学入試問題(理科)でした。
☟実際に見た電車ポスター
当時、息子はまだ小学2年生だったので、本格的な理科の授業はしていません。小2には難しい問題文なので、わたしが簡単な言葉に置き換えて問題を出しました。すると、この問題はブンブンどりむで学んだ「(ものしりランドの)新しい道具を考えよう」と同じだから考えやすい、というのです。
こちらが、実際に息子が解いた「ブンブンどりむ」の問題です。
家にあるモノを使って、新しい道具を考えます。実際にあるモノの特徴をとらえたうえで、新し道具を作り出すという発想力が求められる問題です。
共栄学園の入試問題は、「生物のからだの特徴や機能を参考に、新しい技術を開発する『バイオミメティクス(生物模倣)』」というもの。難易度は異なりますが、息子がブンブンどりむで学習したことと基本は一緒です。
息子が入試問題を全問正解できたわけではありませんが、自分の考えを一生懸命に話してくれました。ブンブンどりむでは「語彙力・表現力」もつくので、学年があがるとより効果を感じらるかもしれません。
キャンペーン情報(3/7更新)
ブンブンどりむでは、春・夏・秋などの季節に合わせて、定期的にキャンペーンを実施しています。価格割引、特典付与など、時期によって形はさまざまです。
【新1年生対象】入会準備キャンペーン
毎年開催されているキャンペーンで、新1年生が3月末日までに入会予約をすると、12種類の教材・入学準備に使える教材が事前にもらえます。
【全学年共通】春の入会キャンペーン
4月末日まで「初月の受講料がお得になる」キャンペーンです。入門コースは月額4,950円、その他のコースは月額3,960円になり、6ヵ月一括・12カ月一括で支払えばさらにお得になります。
【全学年共通】2カ月お試しキャンペーン
継続受講することなく「2か月分の教材だけ」をお試し購入できるキャンペーンです。単発購入なので解約手続きの必要はなし。価格も安いです。2020年は夏・秋の2回登場したので、次は夏ににあるはず、です。
ここからは、小学校に入学していない「新1年生」と、小学校を卒業した「中学生」向けの作文講座についてお話したいと思います。
幼児(未就園児)でも受講できる?
ブンブンどりむは、小学校の学年に合わせたコース設定になっていますが、ひらがなの読み・書きができれば幼児でも受講することができます。
小1対象の「ワクワク入門コース」は、1枚の絵を見てお話を作ったりお話の続きを書いたりなど、書くことを楽しむ学習構成になっており、基礎力を身につける「入学前準備」としても使えます。
教材はひらがな中心で読みやすく、漢字にはすべてルビ(ひらがな)がふってあるので安心。文字に慣れていない幼児でも、マンガが内容理解をサポートしてくれるので分かりやすいですよ。

中学生でも受講できる?
ブンブンどりむは、小学生の学習過程・成長特徴を内容を反映させているので、子供の作文・記述力に合わせたコースを選ぶのではなくて、学年別にコースを選ぶのがよいとのこと。
中学生には、中学生の学習・成長を加味した専用コース「中学生のための作文力読解力トレーニング」という教材です。
☞詳細はHPへ(クリック)
これは、中学生からでも作文学習をはじめたい、あるいはブンブンどりむ修了後も継続して学習がしたいという学生向けに作られた自学自習型の教材です。
初級・中級・上級とレベルアップできる全15巻(税込2,000円/巻)で、1巻のみの購入も可能。気軽に試せるようになっています。添削つきで、詳しいステップアップアドバイスを受けることができますよ。
ブンブンどりむの内容を詳しく知りたいかたは、ぜひ「無料体験キット」に申し込んでみてください。ブンブンどりむは、小学校全学年むけの体験キットがもらえるほか、どんな流れで「作文力」が身につくのかが分かる冊子ももらえます。