【英検News】英検CBTにAIによる自動採点が2019年度から本格導入

2018-10-19

人工知能AIが英検・英検CBTの自動採点に導入

2018年10月18日付の朝日新聞朝刊に、『英検 AIが自動採点』という記事が掲載されていました。

日本英語検定協会は、従来型「英検」とコンピュータを使った新型試験「英検CBT」に、2019年度から人工知能(AI)による自動採点を導入するとのことです。

今まで人間が行っていた採点を、AIが代わって行うとのこと。

どのような変化があるのでしょうか?

 

英検CBTとは?

CBTとは、Computer Based Testingの略で、コンピュータ上で受験する試験形式を意味します。

「英検CBT」とは、従来の紙+試験官との面接形式ではなく、英検試験のすべてをコンピュータ上で行うというもの。2018年8月から一部の級で導入されました。

英検のIT化が進んだ!と考えるとわかりやすいですね。

従来の英検と同じ資格が取れ、同じ合格証書・認定証が発行されますが、CBTならではの変更点もあります。

☝英検CBTのポイント

  • 試験は1カ月に1回実施。
  • 1日で4技能を測定。
  • 問題構成は従来の英検と同じ。
  • スコア結果は4技能すべてが出る。
  • 合格判定は、リーディング(R)・リスニング(L)・ライティング(W)の総合得点が合格基準を満たす場合のみ、スピーキング(S)の判定を実施。
  • RLWが合格/S不合格の場合、従来の英検でいう「一次試験の免除資格」が取得できる。ただし、一部の技能試験だけの受験は不可。免除資格があっても4技能すべてを受験する。
  • 従来と同じ資格、合格証明書、認定書を発行。

◇受験できる級・検定料

  • 3級(5,800円)
  • 準2級(6,900円)
  • 2級(7,500円)

の3種類で、同じ検定日に2つの級を受験することも可能です。

※英検CBTのHPでは「最大3つ受験可能」と書かれていますが、試験時間は「午前・午後」の2回なので、誤りかと思われます。

◇実施会場は?

2018年度は、13都道府県(北海道/宮城/埼玉/千葉/東京/神奈川/愛知/京都/大阪/兵庫/広島/福岡/沖縄)で実施中。2019年度より、全国展開になります。

◇実施時間は?

1日2回。集合時間は全級共通です。

  • 午前(9:10集合~)
  • 午後(15:30集合~)

集合から解散までの時間は、

  • 3級-2時間10分
    (S15分、RW85分、L25分)
  • 準2級-2時間35分
    (S15分、RW75分、L25分)
  • 2級-2時間45分
    (S15分、RW50分、L25分)

になります。

☞英検CBTの公式ホームページはこちら

 

 

AIの自動採点が導入される級・技能は?

人口知能(AI)の自動採点が導入されるのは、

  • 英検CBTの全級(3級・準2級・2級)における「スピーキング」と「ライティング」の2技能
  • 従来型英検の「ライティング」全級

です。

従来型でライティングがあるのは、現在のところ3級・準2級・2級・準1級・1級です。2019年度から順次導入されます。

 

AIの自動採点導入で、何が変わる?

採点者が「人間からロボット」に変わるだけなので、今のところ試験そのものへの影響は考えられません。

ただ、従来型の紙媒体試験の場合は、AIによる読み取り精度があがるよう、何かしらの対策が練られると予想されます。

現在考えられる影響は、「試験結果公開までの早さ」です。

現在は2次試験から合否結果がでるまで2週間程度かかっていますが、AI導入後は、現在よりも早く結果を手にすることができるとのこと。

 

新しい情報が入りましたら、随時更新していきますね!

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