音読がゲームに早変わり!宿題をやりたがらない小学生の対処法

2019-08-30

小学生の宿題で必ずでる、音読。

皆さんのお子さんは、毎日しっかり音読できていますか?

小学校ででる宿題は「計算/漢字ドリル、プリント、自主学習・・・」と盛りだくさん。何回もくり返さなければならないドリル学習が苦手で、音読まで手が回らない・・・という小学生もいるかもしれません。

あるいは、そもそも「音読は学校でやっているし、めんどくさい!」なんて思って、音読は後回しにしていたり。ちょっとだけ教科書を読んで、全部読んだことにしている・・・なんていう話も、ちらほら聞いたりします。

そこで今回は、わが家でやっている音読学習法をご紹介します。

ぜひ、参考にしてください。

【まず知っておこう!】小学生が音読をやりたがらない理由

国語の授業中の小学生

そもそも、小学生が音読をやりたがらないのには理由があります。

親は、ついつい解決策を見つけてすぐ試したくなります。ですが、音読をやりたがらない小学生を「やる気」にさせるには、子ども達の「気持ちそのもの」に変わってもらわなければなりません。それには、まず親が子どもの気持ちを理解することが大切です。

そのために、小学生の気持ちを考えてみましょう!

 

☝音読がめんどうな理由

  1. 学校でたくさん音読している!
  2. 同じ話ばかりでつまらない!
  3. 学年があがるにつれ、1つの話が長くなってきて、読むのが大変
  4. 計算/漢字ドリルや自主学習だけで手一杯

【1】学校でたくさん音読している!

ついつい、家での音読に気を取られてしまいますが、小学生は学校でも音読の時間があります。

とくに低学年の場合は、国語の時間にまず音読。内容を理解するために、グループにわかれて劇にして演じたり、学校公開日(授業参観)で音読や暗唱発表をする学校もあります。

自宅に帰って、国語の教科書を開き、また音読・・・。

大人でも嫌になりそうです。

 

【2】同じ話ばかりでつまらない!

音読の宿題が「教科書」に限られる場合、その時に学習しているお話を音読するのが一般的です。国語の授業はほかの授業よりもコマ数が多いので、小学生は何回も同じ話を読むことになります。

すると、どうでしょう。

子ども達は、話を丸暗記してしまいます!

とくに、子どもは9歳までは「暗記の天才」です。

脳科学では、抽象的なものの考え方ができるようになるのが9歳頃とされており、それまでは具体的なものの考え方しかできないので、事柄をそのまま覚えるおとに長けているといいます。

短い文章であれば、なおのこと。

暗記するほどくり返し音読している文章を、また家でも音読する。親に「音読しなさい」と言われる。これほど飽き飽きすることはないでしょう・・・。

 

【3】学年があがると文章が長くなる!

わが家の息子は、小3になってから「文章が長くて、最後まで読むのが大変・・・」と言い、たびたび音読をしぶるようになりました。

小1・小2のときは、短い文章を2回・3回と読むことが宿題でした。そのときの息子は「何度も読んでいる文章をくり返すのがつまらない・・・」と言っていたのですが、小3になると事態は急変!

文章が長くなり、1つを読むのに10分かかることも。強弱をつけてしっかり読もうとすると、時間がどんどん過ぎていきます。

長い文章を、何回も読む。

これは大変!

 

【4】計算・漢字ドリルだけで手一杯!

ドリル学習は、基礎学力をつけるための基本中の基本。

でも、これが一番やっかいかもしれません。

毎日の宿題に加え、「期日までに2回くり返す」とか、「月に1回、計算・漢字テストがある」とか。テスト結果は保護者に通知されたり、成績に反映されるので一生懸命がんばりたい小学生もいるでしょう。

それに加えて、暗唱。

がんばっているんですけどね・・・。

このように、小学生からすると、家で音読の宿題をしたくない理由はたくさんあります。

 

 

すべての成績がUPする「音読7つの効果」

国語の教科書とノートさて、そもそも、どうして学校では音読の宿題がでるのでしょうか?

もちろん学習効果があるからですが、明治大学教授の齋藤孝先生によると「7つの効果」があるといいます。

それは、

☝音読の効果

  1. 集中力UP!
  2. 注意力UP!
  3. 頭の回転が速くなる
  4. 記憶力が高まる
  5. やる気が湧いてくる
  6. 語彙力が高まる
  7. テキパキ話せるようになる

です。

これだけ読むと、魔法のようですよね!

これらの効果は、音読を「速音読」にすると、より高めることができます。速音読とは、その名のとおり「速く音読すること」です。

速く読めば読むほど脳の活動が活性化され、記憶力がアップしたり、脳内での情報処理がスピードアップしします。

そしてこれは「勉強そのものが苦手な小学生」や「音読をするのが面倒でやらない小学生」に効果てきめん!なんです。

 

音読をゲームに変える方法①「速音読」

速音読は、とっても簡単です。

用意するのは、「国語の教科書」と「ストップウォッチ」だけ。

いつもの音読は、句読点(。や、)を気にしたり、アクセントをつけたりして丁寧に読みますが、速音読ではそれらをあまり気にせずに「できるだけ速く」読みます。

ストップウォッチを使うと、ゲーム性がでてきて盛り上がりますよ!

☝ポイント

  • ストップウォッチを使い、記録をつける
  • 兄弟や姉妹、親で対戦してみる
  • 毎日1回の音読記録を、比較してみる

小学生にとって、音読は「口を大きく開けて、はっきりと、丁寧に読むもの」です。でも、これをタイムトライアルにするだけで、ゲーム見たいで楽しくなります!

 

音読をゲームに変える方法②「素材を変える」

音読の宿題といったら「国語の教科書」を読むのが基本ですが、学校の指定がない場合は、子どもの好きな本や、速音読の用のドリルをつかうのもおススメです。

わが家では、齋藤孝先生著書の『国語の力がグングン伸びる 1分間速音読ドリル』をつかっています。

夏目漱石や太宰治といった文豪の作品を速音読するためのドリルで、各ページには記録表(10回分)がついています。段落ごとの「目標秒数」も書いてあるので、小1から小6まで学年を問わず楽しめますよ。

音読をゲーム化して、「子どもがついついやっちゃうもの」にしていきましょう!