天声こども語の活用術|学習ノートを実際に買って使った感想

2019-12-05

朝日小学生新聞「天声こども語」学習ノートの活用術

朝日小学生新聞のコラム「天声こども語」の書き写しができる「天声こども語 学習ノート」を購入し、実際に小学生の息子が使ってみました。

息子は3年生で、8月から朝日小学生新聞を定期購読しています。

最初はちょっとむずかしいかな、と思ったのですが、1カ月経つと慣れてしまうから不思議!

このページでは、「天声こども語」や専用学習ノートの詳細と、実際に使ってみた感想をご紹介します。

天声こども語の内容

朝日小学生新聞の天声子ども語

天声こども語は、朝日新聞の朝刊で100年以上も続いているコラム「天声人語」のこども版です。

小学生向けに発行されている朝日小学生新聞に、水曜日と日曜日の週2回連載されており、比較的やさしい言葉でふりがな付き。小学校低学年からでも読める工夫がされています。

掲載紙面は、第一面。

一面の下半分に赤い枠で囲まれているので、こども達の目にも止まりやすい場所です。

テーマは、今話題のニュースやこれから開催されるイベント、季節・生物・地理の内容など多岐にわたります。

たとえば、2019年11月は……

  • 11月3日-首里城の歴史と火事の話
  • 11月6日-化石の研究に寄与する福井県の水月湖の話
  • 11月13日-国立科学博物館の特別展「ミイラ」の話
  • 11月17日-地球温暖化防止を後押しするグレタさんの話

10月はラグビーW杯の話に始まり、主食コメの摂取量低下の話、日本のコウノトリの話、囲碁棋士 芝野さんの話、ノーベル化学賞受賞とリチウムイオン電池の話などです。

最新の話題についてこども目線でわかりやすく書かれているので、読めば読むほど知識と読解力がついていくのは当たり前だと思いました。

文字は、全部で373字。

コラムは文字数が決まっており、「天声こども語学習ノート」にぴったり収まるように毎回同じ文字数で書かれています。

文章構成も、基本は同じ。4つ段落にわかれています。

  1. 導入-話題のきっかけ
  2. 本論①-話題とその説明
  3. 本論②-話題についての説明
  4. 結論-筆者の意見

段落のはじめには必ず▼マークがついているので、4段落の構成を押さえておけば、少しむずかしい内容でも展開を把握しやすくなります。

朝日小学生新聞を見てみる

 

天声子ども語 学習ノートはどんなもの?

朝日小学生新聞の天声子ども語学習ノートの大きさ比較

天声こども語学習ノートは、A4サイズです。小学校で使うノートはB5が多いので、買った時はとても大きく感じました。

ただし、実際に息子が使ってみるとA4サイズに納得。

天声こども語学習ノートはただ記事の書き写しをするだけでなく、記事を貼ったり、タイトルを自分で考えたり、要約や感想を書く場所があります。

B5サイズにしてしまうと書き写しに使う文字マスが小さくなってしまうし、書き方のヒントなどの文字も読みにくくなってしまいます。使ってみると、大きいけどA4がいいと思いました。

表紙はテカテカした厚紙で、全48ページ。ノート全体の厚さは3.5mm程度です。

ページ1枚1枚もしっかりしていて、子どもがのりで新聞を貼ったり、文字を書いたり消したりしてもへたらないように考えられているように思いました。息子が勢いよく消しゴムで文字を消しても、小学校で使うノートのようにぐちゃっ!とならない所はとても良いです。

学習ノートの構成は、

  1. はじめに
  2. 「天声こども語」学習ノートの使い方
  3. 辞典の使い方(国語辞典・漢字辞典)
  4. 指示語・接続語のまとめ、それらを意識した文章の読み方
  5. 文章を読み解き方(要約、タイトルのつけ方)
  6. 書き写しノート15回分
  7. 慣用句
  8. ことわざ
  9. 旧暦名称・祝日・行事カレンダー
  10. 小学校6年間で習う漢字一覧

と、学習ノートを効果的に用いるためのヒントが盛りだくさん。

新聞特有の書き方についての説明があったり、要約・タイトルのつけ方なども詳しく書かれているので、とてもわかりやすいです。

そして、すべてルビ(ふりがな)が付いているので、低学年からでも始められます。

息子はまだ小3なので、あまりよく読まずにすぐ書き写しを始めてしまいましたが、書き方に困った時は「このページを読んでごらん」と声をかけたり、一緒に確認できるので非常に重宝しました。

肝心の書き写しノートは、全部で15回分です。

最初は「15回分だけしかないの?」と思ったのですが、息子が書き写しをするのを見ていたら、15回分くらいでちょうどよいと思うようになりました。

次の「感想・効果」で書きますが、373文字を書き写し、タイトルをつけたり感想・要約を書くのは子どもにとっては骨が折れる作業でした。大人だったらもう少しページ数が欲しいところですが、子どもにとっては「すぐ終わりそう」なページ数が良いのかと思います。

 

天声こども語 学習ノートを使った感想・効果

息子が書いた「天声こども語」学習ノート1日分です。

学習ノートを手にした息子は、やる気満々! その日の新聞に掲載されていた天声こども語を切り取り、さっそく模写を始めした。

朝日小学生新聞の天声こども語学習ノートの書き写し例

見開き1ページで1日分。

右上に、朝日小学生新聞から天声こども語を切り取ってのりで貼ります。天声こども語を1字1字ていねいに書き写します。同じように書き写すことができれば、すべてのマスがぴったり埋まるようになっています。

1マスは11.5mm。

ジャポニカ学習長の国語ノートでいうと、12行縦罫が12mm、15行縦罫が10mmです。1マスが大きめなので、字が大きめの息子でもマス内に収めることができました。

朝日小学生新聞の天声こども語学習ノートの書き写し例2

見開き1ページを仕上げるのにかかったのは、1時間くらいです。

書き始めてすぐは、驚くほどの集中力を発揮し、一生懸命に鉛筆を動かしていました。でも、半ページ進んだところで、

「手が痛い…」

「たくさん書いたのに、まだまだだね…」

と、模写の大変さに気づいてしまった様子。

もし、わが家の息子のように途中でくじけそうになった場合は、「よく書けているね」と声をかけたり、子どもと一緒に模写をするとはかどります。

 

今回息子が挑戦した記事は、16歳のスウェーデン人環境活動家グレタ・トゥンベリさんの活動と、その影響についてでした。3年生には少しむずかしい内容でしたが、記事の書き写し・タイトル付け・気になる言葉の辞書引き・感想を書いたところ、息子は文章の意味を深く理解できるようになりました。

他の日付の朝日小学生新聞に掲載されていたグレタさんの写真を見て「女の人だったんだ!男の人かと思った…」と驚いたり、1人でストライキを実行した話などを読んで感心したりと、ニュースの深読みにつながりました。

正直、書き写す作業は大変ですが、子どもの気が向いた時だけ学習しても、とても学習効果があると思います。

わが家では、初回が大変そうだったので、2回目は息子が知っている読みやすい内容の記事を選んで学習をすることにしました。

この手の学習は、無理をせず、細く長く続けていくことが大切ですね。

 

天声こども語 学習ノートの購入方法

朝日小学生新聞が手元にない方は、まずは3日間無料試読(☞申込:朝日小学生新聞)に申し込むのがお勧めです。郵送で3日分の新聞を届けてくれます。(3~7日かかります。)

天声こども語学習ノートは、1冊定価300円+税で販売されています。

1冊だけ欲しい場合に一番簡単なのが、ASA(朝日新聞販売所)での購入です。大人向けの朝日新聞「天声人語」を書き写すためのノートはいろいろな場所で販売していますが、天声こども語は残念ながら見かけません。

3冊セット(990円)でよければ、インターネット経由で購入できます。

送料無料なのが、朝日新聞の直営オンライン店舗「今解教室e-shop」。また、セブンネットで購入し「店舗受取」にすると、送料無料になります。

amazon、楽天でも購入できますが、送料がかかるので値段が高めです。

朝日小学生新聞 活用ノートとは?

他にも、朝日小学生新聞活用ノート(200円+税)というものがあります。
☞ノートの画像はこちら(公式HP)

学習ノートと同じくA4サイズ。

ページ数は72頁で、1カ月で1冊の使用が可能です。

1冊で朝日小学生新聞の記事「ニュースあれこれ」や「天声こども語」の1か月分をスクラップしたり、書き写したりすることができます。

「ニュースあれこれ」とは、日々の大事なニュースをコンパクトにまとめたコーナーで、月曜日以外の毎日掲載されています。写真とわかりやすい説明で世の中の今を教えてくれるコーナーです。

こちらについても、実際に買って試してみようと考えているので、体験し次)

☟3日間無料お試しはこちら
朝日小学生新聞(https://www.asagaku.com/)