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2020年4月から、ついにZ会新1年生もタブレット学習ができるようになります。
わが家の息子は小1~小3の現在までZ会で学習し、小1・2は紙、小3は中学受験コースでタブレット学習をしました。
タブレットは学習予定が自動配信されるし、指1本でカスタマイズできるので使い勝手抜群!新1年生のタブレットコースが登場したと聞き「やっぱりそうだよね~」と納得しました。
そこで今回は、1年生の紙コースとタブレットコースを徹底比較します。
Z会小学生コースに興味がある方、「小学生コース」にするか「小学生タブレットコース」にするかお悩みの方の参考になれば嬉しいです。
「小学生コース1年生」と「小学生タブレットコース1年生」の違い
Z会の1年生コースは、2020年度から「小学生コース」と「小学生タブレットコース」の2種類になりました。この2つは、設定科目とレベルが違うので注意が必要です。

従来からある「小学生コース」は紙ベースで、レベルは2種類。
1年生は国語・算数・経験学習(りかのたね・しゃかいのたね)。英語・プログラミング学習はデジタル学習で、自宅にあるスマホやタブレット・PCで学習することができます。また、有料オプションで「みらい思考力ワーク」を選択できます。
「小学生コース」には毎月1回提出するてんさく問題がありますが、「小学生タブレットコース」はタブレット上で自動採点されるまとめテストになります。
2020年度に新設された「小学生タブレットコース」は、小学生コースのスタンダードと同等レベルです。ただし、プラスの学習は「スタンダード=標準、ハイレベル=発展」から選べます。
そして、国語・算数・みらいたんけん思考(教科を問わない学習)・英語・プログラミング学習をすべてタブレット上で行うことができます。国語・算数のみ「紙のワークブック」がつき、自ら手を動かし書いて消すことで記述力をアップさせます。

タブレットコースの学習量
☝1カ月の学習量
(※プログラミングは年単位)
- 国語 【計2時間15分】
[タブレット]15分×月7回(+プラス学習3回)
[ワークブック]15分×1回
[まとめテスト]15分×1回 - 算数 【計2時間15分】
[タブレット]15分×月7回(+プラス学習3回)
[ワークブック]15分×1回
[まとめテスト]15分×1回 - みらいたんけん思考(ちしき)15分×1回
- みらいたんけん思考(しこう)15分×1回
- 英語 15分×1回
- ※プログラミング学習Z-pro 15分×年4回
プラス学習とは、個人の苦手に合わせて学習を追加してくれる自動機能です。
毎月末に行う「まとめテスト」の結果によって、自動で15分×3回分のタブレット学習が追加されます。教科は国語・算数のみです。
プラス学習の「あり・なし」は自由に選べます。レベルも「標準・発展」から自由に選べるので、お子さんの学習状況に最適な状態にできるのが特徴です。
タブレットならではのメリットですね!
「みらいたんけん思考」の内容

小学生コースには「経験学習(りかのたね・しゃかいのたね)」がありますが、小学生タブレットコースにはありません。タブレットコースには「みらいたんけん思考」があり、国語・算数・理科・社会といった教科にとらわれず、色々な内容を学びます。
種類は、幅広い知識を身につける「ちしき」と、教科を超えた思考力を養う「しこう」です。
「ちしき」では植物・動物や、自然、人体、社会、生活、気象など「理科・社会」に関連するテーマを含めて幅広く。「しこう」は論理絵並べ、算数パズル、暗号推理などで6つの力を養います。(※6つの力=論理的判断力・情報整理力・試行錯誤力・連想力・注意力・推理力)
これからの学習は、ただ暗記するのではなく自分で考え、想像し、理解を深めて発信することが求められます。中学受験の専用塾で行われている思考力の教科がZ会でもできます。
【ちしき】
- 4月:いろいろな くさばな・き・むし
- 5月:はたらく くるまの くふう
- 6月:てんきの ひみつ
- 7月:かんがえよう ふさわしい ふくそう
- 8月:どうぶつえんの いきもの
- 9月:見つけたよ いろいろな マーク
- 10月:見て みよう きかいの はたらきと しくみ
- 11月:せいかつの 中の 音
- 12月:たべた ものの ゆくえ
- 1月:ちきゆうに やさしい くらし
- 2月:かげの ひみつ
- 3月:土の 中の せかい
【しこう】
- 4月[注意力]まちがいさがしを しよう
- 5月[論理的判断力]えならべパズルに ちょうせんしよう
- 6月[情報整理力]3つの ヒントで あてよう
- 7月[試行錯誤力]もじを ならべかえて ことばを つくろう
- 8月[推理力]なぞときを しよう
- 9月[連想力]ことばあそびを しよう
- 10月[情報整理力]なかまわけを しよう
- 11月[論理的判断力]だれが どこに なるのかな
- 12月[推理力]あんごうを よみとこう
- 1月[情報整理力]なにが ひつようかな
- 2月[試行錯誤力]さんすうパズルに ちょうせんしよう
- 3月[論理的判断力]たからさがしを しよう
英語学習の内容比較
英語学習はデジタル教材です。
紙の「小学生コース」「小学生タブレットコース」どちらでも申込不要・追加費用なしで学習できますが、学習する場合はZ会の推奨機器を準備する必要があります。
小学生タブレットコースの場合は、トップ画面の「がくしゅう」→「〇〇月」をクリックすると学習できます。

2020年度から全国の小学校で英語が必修化されますよね。
低学年の時期は「英語の音」をたくさん聞き、外国に興味をもったり、英語学習そのものを楽しむ姿勢を身につけることが大切だと言われています。
Z会の英語では毎月「アルファベット」「表現」「単語」を学習。
複数のネイティブスピーカーの音声が収録されているので、英語耳を効率的に育てることができます。また、1つの表現であっても複数の画像を見て学習するので、シーンや表現の理解が深まるのもZ会ならでは。中学年以降の英語学習につながる素地を養うことができます。
他にもZ会小学生コースには「英語専科」があります。こちらは別料金が必要で、自分の声を録音することもできる音声ペンをついた本格的な学習ができます。
プログラミング学習Z-proの内容比較
プログラミングも、紙の「小学生コース」「小学生タブレットコース」どちらでも申込不要・追加費用なしで学習できます。
小学生タブレットコースは、トップ画面の「がくしゅう」をタッチすると、ロボットのマークのアイコンが出てきます。
タブレット1台で国語・算数・みらいたんけん思考・英語・プログラミングの全ての学習ができるのは簡単でいいですよね。

Z-pro(ゼットプロ)とは、Z会と株式会社ソニー・グローバルエデュケーションによって制作された体験型プログラミング教材です。
株式会社ソニー・グローバルエデュケーションは2020年度から本格的にスタートするプログラミング教育に対応した教育サービスを展開する会社です。プログラミング教室を全国展開するほかにも、早稲田アカデミーと業務提携しています。
自宅にあるスマートフォンやパソコン、タブレットで取り組むことができるので、気軽に楽しみながら学べるところが魅力です!
学習量は、15分×年4回。
どんなことを学べる?
題材は1年生が親しみやすい物語を採用。たとえば、1年生のミッション(例)では「アイスクリーム屋さんになって仲間と会話しながら課題を解決」していきます。
☝課題解決の手順
- [出題]会話形式(LINEのようなイメージ)
- [設計図]課題解決のために必要な情報を確認
- [アクション]試行錯誤しながら組み立てる
- [結果]設計図を見ながら課題をクリアできたか確認する
お客さんからの注文をタブレット上で整理(食べ物のアイコンをタップ)し、設計図通りに組み立てます。組み立てを間違うとアイスクリームが完成しないので、やり直し。試行錯誤することで考えを整理する力(=論理的思考能力)が身につきます。
作ったアイスクリームは動画で視覚的に確認できるので、まるで自分がアイス屋さんになった気分になれますよ。映像もとっても可愛いです♪
低学年の子どもが楽んで学べる身近な素材と、小1でも直感的に操作できるシステムなので、はじめてプログラミングに触れるお子さんでも取り組めます。
どんな力が身につく?
与えられた課題を解決するためにプログラミングの手順を整理したり論理的に考える問題のほかにも、答えがない「自分で課題を発見し解決していくプログラム」もあります。

身につくのは「論理的思考力」「問題解決力」「創造力」の3つの力。
ものごとを順序立てて理解し表や図を使って整理することができたり、条件をわけて考えたり、繰り返し処理を用いた表現ができるようになります。
小学生タブレットコース1年生の概要
タブレットを起動してアプリボタンを押すと、すぐトップ画面が開きます。

絵はとってもかわいいクマさん♪
名前は「ベレー」です。帽子にZのマークが書いてあり、小学校1年生でも楽しく学習を継続できるようにお手伝いをしてくれるキャラクターです。
トップ画面は新小学1年生でもひとりで使えるように、絵の中に「国語・算数・みらいたんけん思考」のアイコンが3つ。トップ画面のアイコンをクリックすると、すぐに学習を始めることができます。
そして画面の右端に5つのアイコンがあります。
- おしらせ
- がくしゅう
- カレンダー
- おたのしみ
- せってい
①おしらせ
Z会からのお知らせや勉強のアドバイスが届くページです。お知らせが届くと「!」マークがつきます。大切なお知らせには「★」がつくので子供でも分かりやすい作りになっています。
②がくしゅう
Z会小学校タブレットコース1年生で学習できるすべての教科を見ることができるページです。クリックすると、以下4つのカテゴリーが表示されます。
- 月ごとの学習(国語・算数・みらいたんけん思考・英語)
- ひつじゅん
- プログラミング学習
- アルバム
「アルバム」はみらいたんけん思考で学習したレポート(写真など)が見れたり、子どもが録音した音声を聴くことができます。
③カレンダー
カレンダーは月末にZ会から自動配されます。

「小学生コース」では紙の学習カレンダーにシールを貼って学習予定を立てますが、「小学生タブレットコース」は自動で学習予定が組まれています。予定は指1本で自由に移動できるので、お子さん一人一人に合ったスケジュールが簡単作成できます。
タブレットカレンダーの良いところは、1カ月の学習を始める前にカレンダーで1か月分の学習量を確認できること。今月の学校行事やお出かけの予定、習い事の予定を確認しながら学習コマを移動できるので、スケジュールを自主的に考える習慣がつきます。
わが家の息子は紙学習でしたが、正直なところ、紙の学習カレンダーは使いませんでした。4月は学習シールを貼るのが楽しくて積極的に計画を立てていましたが、5月に学校行事で忙しくなると面倒になってしまったようです。
その点、タブレットの場合は自動で計画が立っており、それをタッチして移動するだけなので負担がありません。学習カレンダーについては、タブレットの方が使いやすいかなと思います。
④おたのしみ
国語・算数の学習を進めるとパズルのピースがもらえます。トップ画面の右端にある「おたのしみ」をタップすると、集めたピースで出来上がった絵を見ることができます。

「まとめテスト」を提出するともらえる努力賞ポイントを確認することもできます。努力賞ポイントを集めるとZ会の市販テキストや文房具、教育に役立つおもちゃなどがもらえます。
保護者サービスの比較
保護者には毎週・月末に学習状況をお知らせするメールが配信されます。
子どもの進捗具合が把握できるので安心です!
「せいせき画面」を開くと、1問ごとに正解・不正解がわかるようになっているのも1年生ならではの特徴です。得意・不得意がわかるので、声掛けもしっかりできます。
受講費用の比較
「小学生コース」はテキストやドリルがすべて紙であること、そして月1回てんさく問題があるので「小学生タブレットコース」よりも若干高めです。

☟簡単にできる受講会費の試算はこちら(「入会手続き」ボタンを押すと受講費用シミュレーションができます。入会にはなりません。)
Z会の通信教育 小学生コース
小学1年生コースを無料体験するには?
お試し方法は2つ。
1つ目は、パソコンやタブレットで疑似体験ができるお試しコンテンツです。教材の内容を確認したり、自宅にあるタブレットが使用可能かの確認もできます。
クリックすると、以下の画面が開きます。
下に移動すると、次のような「はじめる」ボタンが表示されます。クリックしてください。

すると、小学生タブレットコース1年生をお試し体験できるサイトが表示されます。タブレットの場合は指でタッチ、パソコンの場合はマウスをクリックして使います。

「さんすう」のアイコンをクリックすると、算数の講座を試すことが出来ます。
問題を解いたり、カレンダーでは予定を移動させたりすることができます。
☞お試しコンテンツはこちらをクリック
2つ目は、資料請求をするともらえる「おためし教材セット」です。紙の「小学生コース」だけでなく、「小学生タブレットコース」のお試しもすることができます。ご自宅にタブレットがなかったり、Z会の講座をよく知りたい方はこちらもお勧めです。
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