中学受験で「A3対応プリンター」が必要な5つの理由・実践レビュー

中学受験に便利なA3スキャン対応プリンタの実践レビュー

中学受験をするなら「A3対対応プリンター」は必須!

そんな情報を入手し、わが家では新4年生コース入室(小3の2月)からbrother MFC-J6997CDWを使ってテキスト管理をしています。

A3スキャン対応の複合プリンターなので非常に大きく、値段も高め。購入には勇気が要りましたが、使ってみるとテキスト管理は楽だし、インクの持ちも良いし、PDFで子どもの成績管理もできる。好きな時に好きなだけコピーできるので、わが家にはなくてはならない存在になりました。

ここでは、A3スキャン対応プリンターがなぜ中学受験に必要なのか。また、わが家のテキスト管理法やbrother MFC-J6997CDWの使い心地などについてご紹介します。

ぜひ、参考にしてください。

中学受験でA3対応プリンターがなぜ必要?

息子と中学受験に挑戦すると決めるまで、A3対応プリンターが必要になるとは夢にも思っていませんでした。しかし、「今」の中学受験では以下の理由からプリンター購入者が増えています。

☝プリンターを購入する理由

  1. 自宅で手軽・安価にコピー/スキャンでき、インク長持ち!
  2. 過去問を原寸大にコピーできる!
  3. 塾のテキスト/解答をPDF管理できる
  4. 塾からのお知らせを管理できる
  5. テストの成績管理ができる

①手軽・安価・インク長持ち!

A3対応プリンターは本体価格・インク価格こそ高いものの、1枚当たりのコストは安価です。わが家が購入したborother MFC-J6997CDWの場合、モノクロは1枚約0.7円・カラーは約3.7円。

1枚が1円以下…。

これにはびっくりしました。

コンビニエンスストアで印刷したらモノクロでも1枚10円。100円均一などの安いお店に行けば1枚5円で印刷可能ですが、わざわざお店まで行って人目を気にしながら印刷するのは骨が折れますよね。もちろんプリンターは消耗品ですし、機種によって印刷コストは異なります。でも、好きな時に好きなだけ、他人の目を気にせずに印刷できるのは「お家プリンター」の醍醐味だと思いました。

そしてもう1つ驚いたのは、インクが長持ちであること。

brother MFC-J6997CDWではこれまでの印刷枚数の他、印刷可能枚数が表示できます。現在、購入時に付属していたお試しカートリッジを使用していますが、総印刷枚数は408枚でした。印刷可能枚数はモノクロで2,000枚、カラー印刷は800枚以上です。

正規品のインクカートリッジを購入すると、モノクロは約6,000枚、カラーは約5,000枚を印刷できるとのこと。

インク切れを気にせずに印刷できるのは、さすがビジネスプリンタ―!ですね。

 

②過去問を原寸大にコピーできる!

一般的に、中学受験でプリンターの出番が多いのは過去問をコピーするときです。実際の入学試験の問題はB4/A3サイズが代表的。

しかしながら、中学受験の市販過去問題集で有名な「声の教育社」が出版しているオレンジ色の問題集はB5判、また「東京学参」の赤色の問題集もB5判です。過去問題集には学校の解答欄サイズ(コピー倍率)が掲載されているので、時間に追われる受験生に代わって、保護者が本物の解答欄と同じサイズに印刷してあげる必要があります。

これを外で…、しかも周囲に志望校を悟られないように印刷すると考えると、胃が痛くなりそうです…。最低でもB4サイズが印刷できるプリンターが自宅に1台あると安心です。

※市販の過去問題集はあくまでも出版社がだしているものであり、本物の解答欄とは異なる場合があります。直接学校から過去問題集を取り寄せられる場合は、積極的に依頼しましょう!

 

③塾のテキスト/教材を管理

わが家の息子が通っているのは、サピックス。毎回の授業で冊子が配布され、週2回の4年生コースでも膨大な量になります。

中学受験塾sapix小4コースで配布される教材1週間分の量

5年・6年ともなれば、量はさらに増えます。

ファイリングして収納する方法もありますが、塾からでる宿題(=家庭学習)をするためにテキストをコピーしてノートに貼ったり、1カ月分の定着度を測るテストの勉強をするために見直したりと、テキストの出番が沢山あります。

わが家では、いちいちファイルから出して印刷するのが非常に面倒でした。しかも、国語・算数にはA・Bという2種類の授業があるので、気がつくと解答冊子が入れ替わっていたり…。苦手克服ノートを作ろうと思ったときに、印刷するのが大変だったり。

プリンターを使うようになってからは悩みがなくなりました。塾がある日は、息子が就寝したあとに私がテキストを全てスキャン。時間はかかりますが、息子がどんな学習をしてきたのか、どの問題で失点しているのかなどを確認しながら作業ができるので、一石二鳥です。

 

④塾からのお知らせを一括管理

大手塾の場合は、マイページにお知らせがすべて掲載されるところが殆どかと思います。サピックスも基本的にはマイページで一括管理ができますが、わが家では敢えて今後必要となりそうなプリントは全てスキャンして管理しています。塾のデータは基本パソコン!と思っておくと、非常に気が楽です。

⑤テストの成績も管理できる

内部偏差値がでるような大規模なテストの他にも、授業前に行われる復習テストなど様々な種類のテストがあります。塾内のクラス(=コース)が決まるテストは採点後の解答データや成績表がもらえるので管理しやすいですが、日々のテストは煩雑になりがちです。

しかし、大切なのは日々の学習。

毎回行われる復習テストもプリンターでスキャンし、データのタイトルに「〇〇テスト_××(点)」と点数を入れる復習すべき単元や子どもの弱点が一目瞭然。

忙しくて苦手克服ノートを作る時間がない時も、とりあえずスキャンだけしておけばテストと睨めっこする必要がないので楽です。

 

購入すべきは「A3スキャン対応」プリンター

わが家が購入したのは、中学受験をする上であると便利だと言われている「A3スキャン対応」の複合プリンター brother MFC-J6997CDWです。

外形寸法は横幅57.5cm×奥行47.7cm×高さ37.5cmなので、かなり場所を取ります。

A3スキャン対応プリンタの正面写真

「A3スキャン対応」と言いましたが、中学受験で必需品とされているのはA3サイズのスキャンができるプリンターになります。

プリンターには、A3サイズの印刷は対応しているけれど、A3サイズのスキャンはできない「A3対応」型もあります。

このタイプの場合、A3印刷はプリンターの背後にある手差しトレーに紙をセットして行い、本体の原稿台ガラスのサイズはA4の場合が多々あります。A4サイズの場合、B5判の過去問を見開きで印刷することができないので、中学受験には不向きです。

原稿台ガラスがA4のプリンターは価格が安く、サイズがコンパクトなのが特徴です。「A3対応プリンター」と検索するとたくさん出てきますので、ネット購入など、実物を見ないでプリンターを購入する場合は間違って注文しないようにご注意くださいね。

 

A3スキャン対応プリンターの選び方

今回、わが家が購入する際にポイントにしたのは、

  1. A3のスキャンができる原稿台があること
  2. A3サイズのオートドキュメントフィーダーがあり、A3自動両面コピー/スキャンが可能なこと
  3. 2種類以上の印刷用紙が入れられること(※好み)
  4. 印刷コストが安いこと

です。

1)のA3サイズの原稿台が必要なのは、過去問題集を見開きでコピーしようと思ったら最低でもB4以上が必要になるから。

2)のオートドキュメントフィーダーは、プリンターの上部にある手差し部分に原稿を入れると、自動で片面/両面コピーやスキャンをしてくれる機能です。

A3スキャン対応プリンターのオートフィーダーの写真

サピックスのようにプリントが多い塾の場合は、あるととっても便利。テキストのホッチキスを外して両面スキャンをすれば、1分もかからず作業終了です。スキャンデータはUSB・PCフォルダに保存する他、そのままクラウドに上げることもできます。

3)の印刷用紙を入れるトレーは、プリンターの使い方によって必要数が違うと思います。わが家は塾のテキストを印刷するB4サイズの他にも、A4サイズを普段使いしています。トレー1段だと、A4サイズの印刷用紙をトレーに入れ、B4やA3サイズはプリンター後部の手差しを使うことに。何回も取り換えるのが面倒なので、値段が高くても2段トレーが便利です。

 

では、どれがお得かと言うと、買うタイミングによって変わってきます。

わが家で購入したbrother MFC-J6997CDWは本体価格92,400円(税込)で、モノクロは1枚0.7円・カラー約3.7円。楽天市場で調べたところによると、3月14日時点で最低価格が69,972円です。低ランニングコストで、耐久性に優れているところが人気。

ほぼ同じスペックだけれど、印刷コストがやや高いのがbrother MFC-J6983CDWモノクロ約1.3円・カラー約6.0円です。定価は50,050円ですが、楽天市場では35,101円。

エプソンで人気なのはビジネス複合プリンターEPSON PX-M5081Fです。定価は47,278円(税込)で、モノクロ約2.5円・カラー約7.6円。楽天市場では34,800円です。

価格は高めだけど、モノクロ約0.4円・カラー約0.8円と圧倒的なランニングコストなのがEPSON EW-M5071FTです。定価は120,978円、楽天でも約10万円です。

 

brother MFC-J6997CDWの体験レビュー

わが家はできるだけお得に購入すべく、家電量販店でプリンター本体を確認した後、ネット通販で購入しました。

大きいのは覚悟していたけれど、実際に届くと段ボールもビックリサイズです。

A3スキャン対応プリンタが入っていた段ボール箱の写真

厚手の箱に、必要最低限の発砲スチロールで梱包されていました。

A3スキャン対応プリンタが入っていた段ボール箱・梱包資材の写真

すべての梱包資材と部品を取り除くと、こんな感じになります。

A3スキャン対応プリンターだけが段ボール箱に入っている状態の写真プリンター本体を取り出す時は、本体が入っているビニール袋ごと持ちあげます。ビニール袋は厚手の取っ手がついているタイプで、2人で取り出すのが前提。

どのA3ビジネスプリンターを購入しても、重さは20kg以上。とくにbrother MFC-J6997CDWは約24.1kgあるので、箱にも「必ず2人以上で…」と注意書きがあります。本体サイズは横幅57.5cm×奥行47.7cm×高さ37.5cmあるので、プリンター台に置くのも一苦労でした。

わが家はリビングの一角に置くことが決定。

A3スキャン対応プリンター本体とプリンター台の写真24kgにも耐えられるようプリンター台も新しく購入しました。

プリンター台は3段で可動式。総耐荷重90kgで、ぴったりサイズの幅620×奥行530×高さ720mmです。法人用ですが個人でも購入ができます。(seben ゼバン プリンターワゴン)

プリンター台は稼働タイプがお勧めです。

印刷用紙が詰まった時に、プリンター背後から「付属の用紙」を入れて紙の詰まりを取る必要があります。

A3スキャン対応プリンターの背後写真プリンター本体と壁には空間が必要ですが、できればコンパクトに収納したいですよね。稼働タイプであれば好きな時に移動することができます。

A3スキャン対応プリンターのワゴン写真

さて、本体の話に戻ります。

サピックスではホッチキス止めのテキストが基本。国語・算数はB5判のブックタイプで、理科・社会は短辺を2か所留めたB4判です。

理科・社会はホッチキスを外してオートドキュメントフィーダーで両面スキャン。

A3スキャン対応プリンターのオートテキストフィーダーの写真

国語・算数は見開き(B4)の状態でスキャンします。

スキャンする前に下地カラーをなくしたり、文字が何も書いていない白紙ページをなくすこともできます。そうすることでデータ量を減らすことができます。

A3スキャン対応プリンターのスキャン写真

スキャンデータはUSB・PC・クラウドなどに保存できますが、わが家はとりあえずPCに保存することにしました。PCを立ち上げておけば、自動でデータがPCに送信され、保存されたフォルダが画面に表示されます。

私のPCの場合は、「ライブラリ>ピクチャ>ControlCenter4>Scan」のScanフォルダに登録されました。以下の写真は、保存したスキャンデータの名前を変更し、教科ごとにフォルダを分けて入れたものです。

A3スキャン対応プリンターでスキャンしたPCデータの写真

フォルダは教科・テストごとにしています。

スキャンデータは「テキストタイトル+テキストNo.+テキスト名(+日付)」を付けることで学習情報が一目瞭然。算数デイリーチェックなどのテストは、合わせて点数も名前に含めることにしています。

A3スキャン対応プリンターでスキャンしたPCデータの写真

さて、次に用紙トレイです。

brother MFC-J6997CDWは2段構成。わが家では1段目にA4のコピー用紙、2段目にB4を入れています。A4はすっぽりと収まりますが、B4は本体から飛び出た状態になります。

☟1段目

A3スキャン対応プリンタの用紙トレイ1段目の写真

☟2段目

A3スキャン対応プリンタの用紙トレイ2段目の写真

2段目にB4サイズのコピー用紙を設置すると、上の写真のようになります。B4サイズは本体には収納できないため、付属の板を使ってカバーをします。

A3スキャン対応プリンタの用紙トレイ2段目に板を設置した写真

これをしまうと…下の写真のようになります。

A3スキャン対応プリンタの用紙トレイ2段目を収納した写真

B4サイズ以上のコピー用紙を収納する場合は、プリンター本体から飛び出してしまうので、部屋の中央に置くと違和感があるかもしれません。

現在、プリンターを使って1カ月目。

追加情報は随時更新していきたいと思います。

参考になりますように。