進研ゼミ小学講座から、「コロナ休業による勉強への不安や苦手を解消するためのコーナーを作ったので、ぜひアクセスしてくださいね」という旨のメールが、2020年6月2日に届きました。
サービス名は「べんきょうでこまったときにみるコーナー」です。
タイトルが、ド直球!!
ひらながとカタカナだけで書かれていることから察する通り、子どもが学校の勉強でつまづいた時や、進研ゼミ小学生講座と学習ペースが合わなくなった時などに、できるだけ子ども一人で楽しく不安・苦手を解消できるように作られています。
今回のコロナ禍では学校の対応が注目を集めました。オンラインで授業をするところ、学校で学ぶはずだった内容をまるごと家庭学習に置き換えたところ…。対応は様々でしたが、子どもがひとりで勉強できない内容や量の宿題を出された家庭は、親の負担がとてつもなく大きかった。
そこで改めて「子どもが自主的に勉強できる教材・環境づくり」の重要性が見直され始めています。
進研ゼミ小学講座は教科書準拠の通信とだけあって、コロナ対応も早く、これからも「子どもが自分で勉強できるシステム作り」をしていくようです!
「べんきょうでこまったときにみるコーナー」とは?
「べんきょうでこまったときにみるコーナー」は、休校中にでき始めた不安・ニガテを自宅でしっかり解消できるようにするためのサービスです。
「勉強嫌い」や「〇〇科目が苦手」といった意識は、ちょっとした「つまづき」から生まれます。休講中に学校から出された宿題はやったものの、しっかりした解説授業を受けたわけではないので、知らず知らずのうちに「苦手の芽」がニョキニョキでてきているかもしれません。
子どもが「わからないから、やりたくない」とならないうちに苦手の芽を摘み取っておくと、次学年への積み残しがなくなり、苦手科目を作らないで済みます。
進研ゼミ小学生講座の会員専用のコーナーで、動画などを見るには会員IDとパスワードが必要になります。
トップページはこちら。

1年生から6年生までが使うサイトなので、可能な限りひらがなで書かれており、漢字にはルビがふってあります。1・2年生は保護者のサポートが必要ですが、3年生以降は自分で簡単に操作ができる作りになっています。
「べんきょうでこまったときにみるコーナー」は3つ。
- 学校で習っているところが知りたい→「年間カリキュラム表」
- アニメでらくらく授業を理解したい→「授業おたすけ動画」
- 困ったことを解決したい→「こんなときどうする?コーナー」
では、具体的にどんなものかご紹介していきます。
学校で習っているところがわかる「年間カリキュラム表」
コロナ休業中でた宿題の扱いは学校によって様々です。宿題をさらっと復習して次の単元に進む学校もあれば、わが家の息子が通う学校のように宿題の範囲を一からまた勉強し直す…なんて学校も。
すると、チャレンジ・チャレンジタッチの学習と学校の学習にズレが生じてきます。
チャレンジ・チャレンジタッチは学校の教科書準拠なので、いつもは進研ゼミから送られてきた課題を決められた期日までに学習していればOKでした。しかし、学校の進度が変わってどの単元を勉強しているのかがわからない…。そんな時に使えるのが「年間カリキュラム表」です。
年間カリキュラム表は学年ごと、教科書ごとに表がまとめられているので子供でも簡単に確認することができます。
☟年間カリキュラム表トップページの抜粋

わが家の息子は、4年生のチャレンジタッチ。
ボタン1クリックで、スクロールしながら見れる年間カリキュラム表がでてきました。これは楽です!
授業がわからない時は「じゅぎょうおたすけ動画」
学校から出された宿題をやったけど、あまり理解ができなった…。と、これまでの学習を振り返りたいときに使えるのが「じゅぎょうおたすけ動画」です。

おたすけ動画は、チャレンジタッチのメインレッスン動画を抜粋版したものです。
チャレンジタッチは動画を使ったわかりやすい説明が特徴の1つで、それをコンパクトにまとめてあるので負担なく復習ができます。
困ったを解決!「こんなときどうする?コーナー」
Q&A形式で、子どもがひとりで「困った!」を解消できるコーナーです。まずは、「チャレンジ」と「チャレンジタッチ」のどちらを使っているか選択します。
【☟教材の選択画面】

例えば、チャレンジタッチを選択すると、次のような画面がでてきます。
(※紙媒体のチャレンジも「家じゃない場所でも『チャレンジタッチ』はできる?以外はほぼ同じ項目です。)

クリックすると、疑問に対する解決策が表示されます。
例えば、「学校で習っているところと『チャレンジ/チャレンジタッチ』がずれている!」の場合、クリックすると3つの解決策が表示れます。
【☟解決策の表示画像】

「やることがなくてヒマなんだけど!」の場合は、追加料金なしでできる英語学習・プログラミング学習・1000以上の本が読めるまなびライブラリーなどが紹介されます。
子どもが一人でもわかるように、画像と簡単な内容、そして各学習がどこにあるのかが分かりやすく書かれていますよ。
8月号は「休講中の重要項目を中心」に総復習
通信教育講座は、夏休みに「1学期/前期までの総復習」ができる講座を開講したり、追加でワークブックが配付されたりします。
進研ゼミ小学講座は、7月25日頃に夏までの範囲を学びなおしができる「特別号」をお届け。しかし、今年の夏休みは短縮傾向にあるため、通常よりはゆっくりできないかもしれません。そこで、学校が休校になっていた時期の学習単元の重要項目を中心に、短期集中できるように工夫されるそうです。
今から楽しみです!