
地理の学習で大活躍する、日本地図や世界地図の「白地図」を無料ダウンロードできるサイトがあることをご存知ですか?
幼児や小学生でも学びやすいように「ルビ」がふってあるものから、県庁所在地や国道、鉄道などを自由に選んで自動表示できるサイトまで、無料であるにも関わらず使い勝手がよいものがたくさんあります。
今回は、その中から人気の3サイトを選び、実際にどのような地図をダウンロードすることができるのかをまとめました。ぜひ学習にご活用ください!
小学校の自主学習用なら「ちびむすドリル」

学校の学習を深める無料プリント教材といえば、ちびむすドリルさんです。
小学生の学習に特化しているため、都道府県名や県庁所在地はすべてルビ(ひらがな)つき。自宅で印刷しやすいA4サイズが標準で、A3サイズにしたい場合はA4×2枚をのりづけできるように、あらかじめ設定されています。
☟ダウンロード例

PDF形式でダウン―ドでき、保存もOK。
ただし、小学生向けに簡素化されているところもあるので、より正確な白地図が欲しい場合は(これから紹介する)白地図専門店さんや、Craft MAPさんがおススメです。
小学校の自主学習ノートに貼ったり、小学校の復習に使うのであればちびむすドリルさんでばっちり。
ちびむすドリルでは、白地図だけでなく、日本地理テストやぬりえ、かるたカードなども無料でダウンロードすることができます。
☟B4大型版/572円の地図もおススメ♪
基本の白地図なら「白地図専門店」
「白地図 無料」とGoogle検索するとすぐ出てくる、白地図専門店さん。無料の白地図が豊富で、縮尺付きの地図を簡単にダウンロードすることができます。
細かい地図なので、半島や海岸などを確認するのにもお勧めです。
☟日本列島だけの白地図

☞日本列島だけの地図がダウンロードできる「白地図専門店」のページ
ダウンロード形式はPNG画像です。
PNGとはいくつかる画像形式の1つで、どのパソコンでもダウンロードできます。スマートフォンやデジタルカメラで撮影した画像はJPEG(ジェイペグ)形式といい、その仲間だと考えてください。
日本列島全体がわかる白地図だけでなく、地方別・県別・市別の地図もあるので地理の学習にとっても便利。北海道にいたっては、北方領土だけの白地図もあります。
☟北方領土・沖縄が別になっている白地図

☞北方領土・沖縄が別になっている地図のダウンロードできる「白地図専門店」のページ
☟日本の領海までがわかる広域白地図

☞日本の領海がわかる白地図がダウンロードできる「白地図専門店」のページ
☟旧国名地図がわかる白地図

他にも、有料でA1サイズなどの紙白地図や、Adobe Illustrator(ai形式)の白地図データ、エクセルのマクロ機能を使って自動で地図を色塗り分け管理できるOffice地図のデータなども取り扱っています。
自分の好きな白地図が作れる「Craft MAP」

白地図フリー素材サイトのCraft Mapさん。
このサイトの魅力はなんといっても、自分好みの白地図が作れることです。
地図種類が大分類だけでも6種類(日本全図、都道府県別、日本HP素材、世界地図、地球儀、国・地域別)あり、クリックすると、もっと詳しい小分類を選択することができます。
例えば「日本全図」の場合、小分類は「白地図・塗りつぶし地図・イラスト地図」の3種類あり、自由に横幅設定を行えます。
さらにスゴイのは、地図に好きな情報を入れられること。
例えば、日本全図の白地図には、境界線の有無・県庁所在・国道・鉄道・高速道路などの追加ができ、それぞれの色を選択できます。
実際に、白地図に「県庁所在地・国道・高速道路」を入れて地図を作ってみると…

すごいですよね!
小学生の場合、県庁所在地を正しく書けないことがありますが、この機能を使えば正確な位置を掴むことができます。複雑に書き込まれた地図帳を見るよりもはるかに理解しやすいので、一度Craft Mapさんの地図で位置を確認してから自分のオリジナル地図を作成するのもおすすめです。
各都道府県の地図や、政令指定都市の地図などもありますので、ぜひのぞいて見てください。